2010年10月24日日曜日

「ピカソの話しから」から

「ピカソの話」と「ピカソの話から」につづいて。

芸術の秋、素敵です。
最近テレビやラジオでも美術展の話題が良く出ます。
特に今hotなのは、六本木の新東京美術館で開かれている「ゴッホ展」。

ゴッホといえば、代表作「ひまわり」にもあるように、絵具の質感を前面に出した、明るい色彩の絵が印象的です。

しかし絵とは対照的に、彼の人生はかなり厳しいものだったようです。

ゴッホは20代後半まで仕事を転々とし、どの職もうまくいかず、
そこから好きだった絵画の道に進み始める。

しかし、どんなに素晴らしい作品を書こうとも周りには認められず、
精神的に病んでいってしまう。

37歳でピストル自殺をしてしまうまで(一説による)、売れた絵はたったの1点。

彼は人生で、仕事もうまくいかず、絵画でも成功しなかった。
精神的に病んでしまうことも少しわかるような気がします。

彼の絵はやがて彼の死後に認められるようになる。

興味深いことに、傑作といわれる作品の多くは彼の死の直前に多い。

彼の末期の精神状態が、作品に命を吹き込んだのかもしれません。

芸術を評価することは難しい。












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