2009年9月18日金曜日

期末テスト振り返りと秋期講習について

以下の内容で、期末テスト振り返りと秋期講習を行います。
悠々館の生徒も、悠々館に興味をお持ちの方もこぞってご参加ください!

対象:高1, 高2
教科:数学を中心に英語、物理
日程:全3回
   1回目の授業:2009年9月19日 19:00~21:50
   2回目以降は参加者と相談の上、決定します。
費用:3,000円
申し込み方法:電話かメールで19日正午までにお申し込みください。

2009年9月15日火曜日

コピーレフト

 詩人の谷川俊太郎氏や俳優の米倉まさかね氏らが、著作権に関して、ある塾用教材出版社を訴えたという新聞記事を目にしました。その出版社は塾関係の会社としては割りに有名です。
 国語の教材として、許可無く使用されたということのようです。出版社側は代理店を通じで許可を取っているといっています。事の真相は部外者にははかりかねるのですが、少し気になることがあります。
 谷川俊太郎の作品はともかく、米倉まさかね氏の作品に触れる機会がそんなにあるとは思われません。氏は私の尊敬する俳優ではありますが、作家としての彼の作品に出会ったことはありません。
 本を読む機会が少ないと言われている今の子供たちが、文章を読む数少ないチャンスは塾の国語教材だったりします。そこで扱われていた作品に感銘を受け、やがて、本屋でその作者のものを手に取るかもしれません。
 かつて、批評家小林秀雄の作品は大学受験に最も出題されており、それを契機に小林の世界に入り込んでいった数知れぬ読者がいたはずです。米倉氏の作品に触れる貴重な機会をこの訴訟によって失ったのではないか?とも思えます。
 最近、入試問題を見ていると、国語の問題が著作権の関係で掲載されていない場合が多くなっています。知的所有権の重要性は十分認識していますが、もう少しやりようがあるのではないかと・・・
 文化の伝播を考えるとき、単にコピーライトを主張するのではなく、堂々とコピーレフト(コピーフリー)を主張する人が増えてきても良いように感じます。そして、米倉氏はそうした部類の文化人だと思うのですが。

2009年9月13日日曜日

やらないからやる気が出ない

先日、授業が始まる前に塾内をうろうろしていて、一枚の張り紙に目が留まりました。
その張り紙には10個くらいの文章が書いてあって、その中の一つが、「やらないからやる気が出ない」というものでした。

「お、これはいい言葉だな~」と思い、この言葉を元に思うことを書いてみようと思います。

この言葉の言いたいことは、やる気が出てからやるのではダメ、いつやる気が出るか分からないということでしょう。

昔から、善は急げ、思い立ったが吉日、今日できることを明日に延ばすな、など、すぐに行動をするよう促す言葉がいくつもあります。
それらの言葉が時代が変わっても人々に言われ続けるのは、やはりすぐに行動することがなかなか難しいからでしょう。

「ダイエットは明日から」というCMがありましたが、やろうと決意してもすぐに始められないことがいかに多いことか。

ダイエットでも勉強でもまず始めること。
その後、やりながら考えて、やり方を変えたほうが良いと思うことがあれば修正していく、という姿勢が大事なのだと思います。

勉強の計画を立てる前に、まず何でもいいので1時間くらい勉強して、それから計画を立てましょう。

手を動かす前に、まず計画を立てて、「よし、明日から始めるぞ」という姿勢では、明日になったら、「今日は"あれこれ"をやらなきゃいけないからな~」と言い訳をしてやらず仕舞いなってしまい、計画倒れになり、そんな自分が嫌になり、という悪循環になってしまいます。

まずやること。
勉強だったら、数学でも英語でも国語でも何でもいいです。
今心に浮かんだものを手に付けましょう。

この記事を読んで、やらなければいけないことを先延ばしにしている人、今すぐに鉛筆を取って始めてみてください。