2014年12月14日日曜日

世界の果ての通学路 と ノーベル賞マララさん

”世界の果ての通学路”という映画がずいぶん前から上映されています。残念ながらまだ見る機会を得ていません。来年DVDが発売されるようなので、購入し生徒たちに見せたいと思います。

世界の様々な国で、驚くべき困難のなかで学校へと通っている子供たちを撮影したものです。折も折、ノーベル平和賞は女性の教育機会を訴えた17歳の少女マララさんでした。彼女も教育の機会を求めて言葉通り命をかけて生きています。

昨日の授業でやる気なさそうにだらっとしている生徒がいて、思わず叫んでしまいました。

『世界には勉強したくてもできない沢山の子供たちがいる。どうか、その子達に君の教育の権利を譲ってやってくれ。もっともっと勉強したくてできない世界の沢山の若者に、君に使われている税金を融通してやってくれ。彼らにとって教育は唯一の未来を切り開く手段だ。・・・』

と、無理なことを言ってしまいました。わが国の子供たちはまた別の事情を抱えています。そして、それは教育する側、大人の側にも同様です。

学ぶことが生きることと同義である、そのように生きてみたいものです。

2014年12月12日金曜日

センター試験・理科について

センター試験まであと一ヶ月と少し。

今年から新指導要領の完全実施の試験となります。その中で理科の変更が目立ちます。今まで、物理Ⅰ、化学Ⅰ、生物Ⅰ、地学Ⅰという受験科目が、物理基礎、化学基礎、・・・。或いは、物理、化学、・・・と変更されました。

内容的にまた量的には  物理で言えば  物理基礎<物理Ⅰ<物理 です。

いわゆる難関大学は物理基礎等の基礎科目では受験ができず、物理等で受験することになります。これは今までより負担増で特に時間的な余裕のない公立高校の受験生には不利に働くことになりそうです。一方、物理基礎で受験できる大学に関しては負担減で、逆に有利に働くことになります。

良し悪しは別に、ここでも大学間のレベルの格差が拡大していくことになります。

2014年12月10日水曜日

土曜講習開始、そして模試

先週末から土曜講習そして、翌日は模試。連日の長時間演習です。

土曜講習を続けていくうちに、ほぼ例外なく点数が上がっていきます。2ヶ月程度で5教科100点以上の増加という例も珍しくはありません。生徒の表情も緊張感が増し、良い雰囲気です。

今年はどうかな?生徒の点数一覧に点数を転記しながら、期待が膨れてきます。

公立高校受験まで後2ヶ月。