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2011年9月28日水曜日

アインシュタイン

”名古屋大など11か国の研究機関による国際研究グループが「ニュートリノは光よりも早かった」ことを示す実験結果を発表した・・・時事通信”

このニュースに心躍らないということがあるでしょうか?

何かの誤謬があるのではないか? ほとんどの物理学者がそう考えるのは当然だし、発表した物理学者自身がそう考えているふしもあります。

”選ばれてあることの恍惚と不安、ふたつわれにあり”と言ったのはベルレーヌだったか、それともボードレーヌか。そんな恍惚と不安をかの物理学者も味わったのでしょうか。

願わくば、物理の地平線に放たれた一石(アイン・シュタイン)が大きな波紋を起こさんことを。

2011年9月10日土曜日

物理おたく

授業が終わった後、八木先生が『天体って一度理解すると、どんな問題でも絶対に解ける。いいですねえ』と言っていました。

物理にもそれと似たところがあります。数学の素養がある人が、ある単元に限って勉強したとします。1週間あればその単元の基礎を2日で学び、次の3日で中堅大学の入試問題を解き、次の2日で難関から最難関大学の入試問題を解くということがあり得ます。

そのどれもが同じ考え方が貫かれていること、そして曖昧な部分が殆ど無いことが理由です。それが分かるとこの教科の楽しさと偉大さに気づくはずです。

こうして、物理おたくが一人誕生します。

2011年6月17日金曜日

アメリシウムとキュリウム

こんな小さなニュースがありました。

『東京電力は27日、福島第一原子力発電所の敷地内土壌から、放射性物質アメリシウムとキュリウムを検出したと発表した。』

現在、元素は原子番号1番の水素(H)から原子番号118番のウンウンオクチウム( Uuo )まで、約120種が存在、或いはその存在を予測されています。

その中で、94番のプルトニウム以降のものは殆んどその名を聞く機会がありません。周期表の中でしかお目にかかることはないと思っていました。そんな、原子番号95番アメリシウムと原子番号96番キュリウムが現実にそこにある・・・という驚き。そして、それが人類の作為による産物なのだという事実。

不思議な感慨を持たせるニュースでした。

2010年7月3日土曜日

公立高校と私立中高一貫校の差 ~物理編~

公立高校と私立高校の違いについて、僕からも一点書いておこうと思います。

僕は高校生に物理を教えているのですが、物理でも公立高校と私立中高一貫校では差が出ます。
大学受験のことを考えると、高校3年間しっかりと物理を教えたいのですが、物理の問題を解くためには、二次方程式と三角関数が解けないと話になりません。
私立中高一貫校では、中学3年の時に高校1年の数学をやっているので、高校1年の時から物理を教えることができます。
僕が受験生の頃を振り返ると、高校2年の時は学校の授業のみで物理を勉強したものの、摩擦あたりから全く分からなくなり、ほとんど授業内容が頭に入りませんでした。
結局3年の時にまたゼロから始めることになり、そのため、物理の成績がずっと伸びず、何とか自分でもそこそこ解けるようになってきたかなと実感できたのは、受験直前の1月頃でした。

その後、物理を教える立場になり、これは僕だけの問題ではなく、公立高校生のほとんどが抱える問題なんだと気づきました。

何とか悠々館の塾生には物理を早めに勉強させられるように、高校1年の数学をなるべく早い段階で教える、物理の授業の最初に物理に必要な数学を少し教える、など、何かしらの対応を取りたいと思っています。

物理は解き方とかけた時間が成果に出やすい科目だと思います。
良い解き方を覚え、早くから始めれば、割りときちんと成果が出ます。

何とか悠々館の塾生にとって、物理が弱点ではなく、武器になるようにさせてあげたいと思っています。