2009年10月30日金曜日

日本語が通じない?

生徒と話しているとき、話の内容がどの程度通じているのか不安になるときがあります。特別に難しい話をしているわけではないのですが、相手に全く理解されていないという場合が多々あります。

例えば中1のクラスで『来週の月曜日は祝日ですが、塾はあります。ただし、時間を変更して午前中にやろうかと思いますが、都合はどうですか?』と言ったとします。
必ず『来週休みですか?』とか『やった!休みだ』とか誤解する生徒がいます。話はちゃんと聞いているようなので、内容をつかみ損ねたのだと思いますが、少し話が複雑?になると内容をつかめない人が出てきます。

プリントをするとします。『1番はやらないで、2番からやります。最後の7番は時間の余った人だけやってください』と言います。この位でもう誤解してしまいます。話をきちんと聞く、問題文をしっかり読む、そんな習慣が十分でないのかもしれません。

定期テストの過去問をやると、設問の意味がつかめず、『これどういう意味ですか?』『意味が分かりません』という質問が決まって出ます。特に、内容がつかめないような文でない場合『もう一回読め』といって、自分自身で理解させるようにするのですが、簡単でない場合もあります。

こうした、言葉の理解力は『国語』というような教科の力不足というのではなく、もっと日常的な言葉の力が欠けている人が増えているからかもしれません。

生徒がとんでもない質問をしたときに、『なんとおっしゃるウサギさん』というと昔は生徒から反応があったのですが、最近は何の反応もありません。全く受けないのです。やはり、言語能力が落ちているのでしょうか?

もしもし亀よ亀さんよ。世界のうちでお前ほど、歩みののろいものはない。どうしてそんなに遅いのか?  なんとおっしゃるウサギさん。それなら・・・・・・・・・

この歌が背景にあってですね。それを使って・・・、おやじギャグをですね・・・・・。全然受けないわけでして・・・・

えっ? 言語能力とは関係ないって? ただ、つまらないだけ? あっ・・・ごもっともです。

2009年10月29日木曜日

第1回悠々会を終えて

今日は先日塾長に提案した悠々会の記念すべき1回目を行いました。

悠々会、といっても、塾生と講師で食事しながら語ってみようというラフな感じのものです。
今回はjyuku..cho作のおでんと鶏ハムに、僕が持っていった器具で淹れたコーヒーという微妙な組み合わせ。(笑)



塾生と、部活のことや勉強のことなどいろいろと話せました。
近々平塚江南高校の女子の制服が変わるらしいですね。

僕は悠々館の強みは、"卒業生が集まってくること"だと思っていて、今後その点を活かしたことを悠々会でやっていきたいなぁと思っています。

悠々館の卒業生で、今は大学で勉強している先輩が就職活動で悩んでいることを報告してくれたり、仕事をしている人が、今目指していることを報告してくれたりしたら、高校生にも意味のあることなのではないかなぁと思うのです。
学力アップ=モチベーション×勉強法だとすると、個人的にはモチベーション向上につながることをこの会の中で企画していきたいなぁ、と。

昔でいうと、近所の兄ちゃんに勉強を教わるような感覚ですかね。
勉強を教わりながらも、その兄ちゃんの悩みとかも聞けて、そのことで視野が広がったり、視座が上がったりするのは面白いんじゃないかなぁと思うのです。



塾としてさまざまな勉強法を取り入れていくのはもちろんですし、勉強法という点でも日夜jyuku..choを始め、講師一同「あぁしたらいいかな?こうしたらいいかな?」と悩んでいるわけですが。

個人的には生徒同士で学んだことを伝えあるような勉強法を試してみたいと思っています。
マインドマップとか使って。

まだ1回目を終えたばかりで、今後どういった方向に進んでいくか見えていませんが、とりあえず定期的に悠々会を開催したいと思います。
毎月初めに「今月の悠々会はxx日です」みたいな貼り紙を貼ろうかな。

2009年10月27日火曜日

Time flies like an arrow. 時間蝿は矢が好きだ

Time flies like an arrow. を日本語にできますか? 勿論『光陰矢の如し』です。時間は矢のように過ぎて行くというわけです。

随分昔、未だパソコンが無かった頃のことです。MIT(マサチューセッツ工科大)に留学していた若い研究者から聞いた話です。大型コンピュータで英語を日本語にするプログラムを作っていた学者が、『Time flies like an arrow.』 を訳したところいくつもの候補が出てきました。
最も可能性のある順に
     ①時間蝿は矢が好きだ(time:時間、 flies: fly蝿の複数 、like:好き、an arrow:矢)
            ②・・・・・・・・・・・・
     ③・・・・・・・・・・・・
     ④・・・・・・・・・・・・
     ⑤時間は矢のように飛ぶ
     ⑥・・・・・・・・・・・・
のようだったそうです。①の訳は文法的に正しく、コンピュータとしては自信満々の翻訳ったようです。②~④も文法的に正しいが、内容が当てはまらないもので、5番目でやっと正しい訳が出てきます。
この事情は今もあまり変わっていません。中学生がたまに自分の書いた英語の作文を見てくれといって持ってきます。大抵、中学校の宿題で、『修学旅行の思い出』とか『将来の私』といった内容です。一目見て、変な文だと感じます。その一秒後に翻訳ソフトを使ったなと気付きます。理屈(文法)のみで作られた文がどんなに滑稽かを思い知らされます。人間がする翻訳である限り、どんなに初心者の英語でも、どんなに英語が苦手でも、どんなに直訳でも、そこにはある判断が働いており、間違えの数はずっと多くとも、しかし、ずっと血の通った文章になります。

さて、翻訳ソフトを使うときには機械が翻訳しやすいように分かりやすい日本語にすると良いですよ。まだ言葉が上手くしゃべれない子供や、日本語学習中の外国人に話すように、噛み砕いた表現をすると上手く訳せます。彼ら(翻訳ソフト=パソコン)はまだまだ子供なのですから。

2009年10月26日月曜日

数学は自由だ!

数学は最も自由な学問です。国語や英語や社会や理科に比べて圧倒的に自由です。

こう言うと、『えっ?』っという顔をする人がいます。国語や社会の方が解答に多様性があって自由なんじゃないの?数学は解答がただ一つで自由度が少ないんじゃないの?というわけです。
そうなのでしょうか?
では、数学でしてはいけないことは何ですか?殆どありません。正しいことは何でもして良いのです。これは国語やその他ではそうはいきません。正しくても駄目なことが沢山あるのです。その点、数学は正しければ何をしても良い。圧倒的に自由です。正しいか、正しくないかその一点だけが数学のルールなのです。

英語雑感1

英語の話を生徒としていました。そのとき気になったのは英語という体系に一対一で対応する形で日本語という体系があると思っている人が案外多いということです。この誤解(錯覚)は単語のレベルから文法その他のレベルまで様々にあるようです。例えば、”りんご=apple”と言ってしまって良いのかという問題です。私たちがイメージするりんごとアメリカ人がイメージするappleと同じなのでしょうか?以前アメリカ人とイギリス人が”mountain”という言葉について話をしていました。高い山の無いイギリス人に対して、高山に囲まれたアメリカ人が『あなたの言うmountainはアメリカではhill(丘)と言うんです』と言っていました。
こうしたことは文法にも及んでいます。全ての他動詞は全て受動態にすることができるのか?日本語で可能な表現は英語でも同様に可能か? 残念ながらこうしたことはいつも可能とは言えません。そのことを知っておいて良いかなと思います。
『次の英文を日本語にせよ』というあまりにありきたりな設問を正しく理解すると『次の英文の意味するところに最も近くて類似している日本語を書きなさい』ということになるかもしれません。

2009年10月21日水曜日

読書のすすめ

僕は高校生の頃はほとんど読書をしていませんでした。
社会人になって、ある人の講演を聞いて読書をするようになり、今では月に2,3冊読んでいます。

今では大好きな読書を高校のころになぜしなかったのかと考えると、一つにはいい本に出合えなかったからだと思います。
とかく、小学生のころに読まされた読書感想文の課題図書がつまらなかった。
僕が当時書いた読書感想文は本当にひどい内容で、確かに僕は文章能力は無かったですが、言い訳をさせてもらうと、読まされた本自体に興味が無かったのです。
興味が無い本について感想を書けといわれても、いい文章がかけるわけがない。
でも、いい本と出合ったことが無いから比べることもできず、我慢してあとがきを写していたわけです。

でも今はたくさんのいい本と出合うことができました。
たった一冊との出会いで本好きになることがあるのです。

僕は今悠々会で何をしようか考えているのですが、まだ高校生の生徒たちに本の魅力について話すこともしていきたいなぁと思っています。
僕はビジネス書、自己啓発書が好きで、jyuku..choは文学が好きで、お互い興味が異なるので、結構面白い書評を展開できるんじゃないかなぁとわくわくしています。

一人でも読書の魅力に早く気づいてくれる人がいたらいいなぁ。

2009年10月16日金曜日

入力と出力

植物の蒸散が盛んだと根からの水の吸収量が増えます。長距離走では息を吸うことより吐くことを意識すると良いという話を聞いたこともあります。入力と出力の関係です。

勉強も同様です。入力(おぼえること学習すること)に意識が行き過ぎて出力(おぼえたこと学んだことを表現する)が疎かになっている人が随分いるように思います。ちゃんとおぼえてから問題を解きたいという気持ちは理解できますが、学習の初期の段階から、問題を解くことに十分な時間を割くようにしましょう。

2009年10月15日木曜日

悠々会はじめました。

今日の授業の後に塾長に、悠々館の講師、卒業生、生徒で定期的に集まれる場を作ろうと提案しました。

その名も、悠々会!

現塾生にとっては大学生や社会人の先輩の話を聞ける機会になりますし、大学生や社会人にとっては悠々館の思い出を話したり、塾長や僕と雑談をしたりできる場にしようと思います。

基本的には高校生以上を対象にするつもりですが、詳細はこれから考えていこうかなぁと思っております。
まずは現塾生と講師で集まってみようかな。

参加希望の方は塾長か僕に声をかけてください。
ちなみに、しろたさんとフロシャイム怪人さんは既にメンバーになっておりますので。(笑)

2009年10月13日火曜日

10月13日:中学生期末反省会

平塚江南2年のクラスが修学旅行のため休講。空いた時間で中1の面接をしました。

面接の内容は先週の期末テストに関するものです。上手くいった生徒にも、上手く行かなかった生徒にも反省を聞きました。その中で必ずあるのが所謂ケアレスミス。英語では?マークやピリオドのつけ忘れ。数学では-の付け忘れ(それってケアレスミスじゃないだろ)。

沢山英文を書いてきた人はめったなことで?マークやピリオドを付け忘れることはありません。正の数と負の数がしっかり理解でき、ある量の練習をつんでいる人がプラスとマイナスを間違えることはありません。それはうっかりしたミスでは無いのです。もっと厳しい勉強をしましょう。沢山やれと言っているのではありません。きちんとした勉強をしてほしいのです。

きちんとした勉強とは『間違えた問題を次に間違えないようにする』。それだけです。同じ間違いを何度も何度もしてはいけません。

2009年10月11日日曜日

10月10日:傘張り浪人

 教室のカーペットの汚れを取る洗剤を探しにホームセンターに行きました。あれこれ探していると傘修理のセットを売っていました。昔は、傘の修理、包丁研ぎの職人が町内を周っていたものです。懐かしさのあまり、1セット買って帰りました。早速骨の折れた傘を見つけて直してみました。すばらしい! 完璧に治りました。100円で買った傘が200円で復活したのです!
 誰か傘直してほしい人いませんか?

2009年10月9日金曜日

10月8日:台風一過で秋晴れ

 最近朝のテレビ番組で『ひどい医者がいる』という視聴者からの投書を林家こぶ平(今は他の名を襲名しているかも知れませんが)が読んでいました。凡その内容は以下のようです。

 若い母親からの投書で
 「子供を病院に連れて行きました。そこで子供が信じられない扱いをされ大変驚きました。医者が我が家の息子を診察するときに『お前みたいに大声で泣いている子供は初めてだ。そんなに泣いていると屑カゴに捨ててしまうぞ』と言ったのです。子供はそれを聞いてますます大声で泣き出してしまいました。本当にひどい医者がいるものです。家に帰ってから、病院に電話して『もう、あんたの所になんか2度と行かない』と言ってやりました。本当にひどいと思いませんか?」
 するとこぶ平が「ひどい医者がいるものですね」とコメントしていました。

 驚きました。医者ではなく母親の方にです。そして、こぶ平のコメントにです。その医者は普通か或いは普通以上の良い医者だと思えるからです。母親の方がずっと異常に思えるからです。

 数日後、中学受験専門塾をやっている友人と飲んでいるとき、このことを話しました。すると、
「そうなんですよ。最近の母親の子供に対する感情はまさにそうなんですよ。今の話は決して特別じゃありません」と言ったのです。

 そうなのですか?ぼくは無知でした。教えている小学生が宿題をやってこないと「ブラジルまで放り投げるぞ」とか、うるさくしていると「電池を抜いて粗大ごみにして捨てるぞ」とか頻繁に言っているのです。やばい!言葉を慎まなければ・・・

2009年10月8日木曜日

高校生のときの思い出。

しろたさんのコメントで俄然書く気が沸いてきた八木です。

ちょっとまじめな話を思いつかないので、今振り返って高校のころの思い出をつらつらと書き綴ってみようと思います。

僕は高校を卒業して10年が経とうとしているわけですが、今でも覚えている高校の思い出といえば、
・好きだった女の子のこと
・体育祭でめっちゃ頑張ったこと
・高3のときに死ぬほど勉強したこと
の3つですね。

他にも細かいことはたくさんありますが、この3つが一番印象的。

で、まぁ一応塾なのでね。そこは勉強のことを書きますよ。

当時は体育祭が9月だったので、高3の夏休みはほぼ体育祭に費やしました。
で、体育祭が終わったころに、「勉強しなきゃなぁ」という想いはあったのですが、いかんせんどのくらい勉強したらよいのか、とか、何から始めたらいいのか、とかが分からなかったんです。
で、周りの友達がエンジンかかってきて。
「昨日、2時まで勉強しちゃったよ~」なんて仲のよい友達が言い始めるわけですね。

で、とりあえず思いつくところから勉強を始めるわけです。
僕の場合は数学は得意だったのですが、物理がぜんぜんできなかったので、ひたすら復習をやり始めたんじゃないかなぁ。(このあたりうろ覚え。)
数学は「1対1対応の数学」(今でも僕が使ったテキストとノートが塾に置いてあります。)をやり始めたのかな。
いや、その前にJYUKU..CHOの授業の復習をやった気がする。
当時はJYUKU..CHO作成の問題集を塾の授業で使っていて、それを3回は解いた記憶がありますね。
授業とは別で自分のペースで復習していって、分からないところを次の授業で聞く、という感じ。

自分なりのペースがつかめてエンジンがかかってきたのが11月くらいからだったかなぁ。
かなり遅いほうですね。

で、年末あたりから高校に行かないで家で勉強するようになるわけです。
そのころのスケジュールは↓のような感じ。

7時 起床
7時~7時半 朝食
7時半~8時 物理
8時~ 顔を洗う
8時半~12時 物理
12時~13時 昼食
13時~18時 数学
18時~19時 夕食
19時~25時 英語、その他(センター科目とか化学とか)
25時 就寝

年末か年明けから、3月頭くらいまで毎日これでしたね。
15時間は勉強していたんじゃないかなぁ。

上のスケジュールを見て実は自分でも、とってもよかったなぁと思う時間があるんです。


さて、どこでしょう?






正解は、7時半~8時に勉強を入れたこと。
普通歯磨きしてから、勉強し始めるでしょ。

僕の場合、両親が共働きで、毎朝8時過ぎに家を出て行くんです。
で、7時半に朝食を終えたら、食器を片付けて歯も磨かずにそのまま教材を広げるわけです。
で、30分くらい解いてみる。
解けるときもあれば解けないときもある。

で、30分やったら歯を磨き始めるわけです。
そうすると、歯を磨いている間もさっき解いた、もしくは解けなかった問題のことを考えるわけですね。

今振り返ると、この時間がとっても大事だったように思います。

歯を磨きながら、ぶつぶつ独り言を言いながら、物理の問題のことを考えると、なぜか集中できたんです。
「ゴシゴシゴシゴシ、いや、待てよ、この法則を使えば、ゴシゴシゴシゴシ、あ、でもだめか、ゴシゴシゴシゴシ、じゃぁこれならどうだ、ゴシゴシゴシゴシ、あ、そうか、これでいけるわ」

で歯磨きが終わるころには続きを解きたくてウズウズしてるわけですよ。
で、その集中力のまま12時まで突っ走るわけですね。

僕は高2のときに物理がさっぱり分からなくて、(ほんとにまったく分からなかった。)高3から予備校でゼロから習い始めたので、もうぜんぜんついていけなくて。
で、体育祭が終わったころからちょっとずつ復習していったんですけど、ぜんぜん追いつけなくて。
ほとんどこの歯磨き後の3時間半で追いつきましたね。


で、今日言いたいことをまとめると。

いかに自分の集中力をピークに持っていくか、また、それをいかに維持するか、が大事だということになりますな。

僕の場合は「歯磨きしながら、歩きながら、ぶつぶつ独り言を言いながら考えること」でしたけど、人それぞれ集中力のスイッチがどこかにあるはずなので、探してみてください。

それは例えば「ファミレスで勉強する」という場合もあれば、「家で一人で歩き回る」という場合もあれば、「友達と一緒に図書館に行って、合間に教えあいながら」という場合もあるでしょう。

「あ、私って意外とこうすると集中できるな」とかが早めに見つかればしめたものですよ。

だらだら10時間勉強するより、超集中して1時間勉強するほうが身になりますから。

2009年10月6日火曜日

10月6日:コレクションその2

 数Ⅲの積分を暫くしていないとふと解き方を忘れていることに気づくことがあります。微分は力技なので、どんなに複雑でも忘れることはあまり無いはずです。一方、積分は技巧的なので、覚えていないとできない部分が沢山あります。そこで高3理系の生徒に薦めているのが、積分のコレクションです。
 京大式カードのようなものに、その日勉強してできなかった積分の問題を書きます。裏に解答を書き込んでおきます。沢山勉強しているとそのカードがだんだん増えてきて、コレクターとしての喜び?を満たしますし、積分も身に着くし一石二鳥です。小学校の頃、ポケモンカードや遊戯王カードを集めていた人には最高の勉強方だと思うのですがどうでしょうか。
 なお、京大式カードは高価なので、100均に打っているA5サイズの画用紙を使うとお値打ちです。色も綺麗だし。
 是非やってみてください。

2009年10月4日日曜日

10月4日:Z会の本が無い!

 あるクラスでZ会の速読英単語をやることにして、各自で購入するように指示しました。ところがどこの本屋に行っても無いのです。絶対に置いてあるはずのラスカのさくら書店にもありません。いったいどうしたのでしょう。不思議です。
 Z会に関してはもう一つ謎があります。「・・・大学合格者の半数はZ会の添削をやっています」というような広告があります。逆に「・・・大学不合格者のどれだけがZ会の添削をやっているか?」
 その広告を見るたびに気になっています。

2009年10月2日金曜日

10月2日:単語帳コレクション・・・また、買ってしまった。

 単語帳を集めるのが趣味?です。単語を覚えるためではありません。単語を覚えるという単純な作業に色々な考えと方法があるのが面白いのです。
 ずーと昔は旺文社の通称「豆単」(今のターゲットの祖先?)が圧倒的に支持されていました。その後、今も版を重ねている「試験にでる英単語」(通称:しけ単またはでる単)が流行しました。僕も受験時には使いました。
 それから随分時が経って、今では「ターゲット」、「速読英単語」、「システム英単語」、その他・・・と百花繚乱の様相です。そして、その覚え方も様々です。一方に1英単語を1日本語に対応させたものがあり、反対に文脈の中で単語を覚えるものがあり、その中間のものが様々あり、語呂を使ったものもある。
 今日また一冊買ってしまいました。以前から気になっていた「一分間英単語1600」というものです。この本の考え方には共感するところがあります。かつて自分でやっていた方法に若干似ているのです。ページをペラペラめくって「ふーん」と感心して。といって単語を覚えるわけではありません。あくまでコレクションなので。本箱にある先月買った「ゆめ単」の横に並べて、一人満足するわけです。ちょっと変?
 単語の量は増えませんが、単語帳は着実に増加しています。次の目標は「英単語ピーナツほどおいしいものはない」という単語帳なのですが・・・

10月1日:難系物理を使う?

 授業が終わってからY先生と色々話をしました。その中で、『難問題の系統とその解き方・物理Ⅰ・Ⅱ』(通称:難系物理)を使った授業をしてみようと提案しました。知る人ぞ知る名著です。とても良い本なのですが、普通の高校生に独習はかなりきつい。Y先生も「うーん」と唸っていましたが、元々物理好き、直ぐにその気になりかけているのが分かりました。まずは冬季講習あたりで短期集中講座としてやりたいと思います。
 

2009年10月1日木曜日

合格実績

豊原町に移転してからの3年間の合算です。
一年未満の塾生を含みません。


・・・・・・・・・・・・大学・・・・・・・・・・・・・・・・・
国立
東京大・理Ⅰ 横浜国立大・工 北海道大・経 筑波大・工 静岡大・教育
私立
慶応大・理工 早稲田大・理工・社学 中央大・商 明治大・農 東京理科大・工
東海大・工 大妻女子大・家政 東京工科大・工 東京都市大 昭和女子大


・・・・・・・・・・・・高校・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平塚江南高校 大原高校 伊勢原高校 二の宮高校 平塚工技高 小田原高校