2018年3月27日火曜日

中国ではどうしているんだろう?

漢字が苦手な中学生と話していました。

私:お前、日本人で良かったよなあ。中国にはひらがなもカタカナもないから、全部漢字なんだぞ。

生徒:本当ですよ。

私:漢字覚えるのが苦手な、或いは、漢字を覚えるのが困難な子供はどうするんだろう?

生徒:パソコン使うんじゃないですか?

私:えっ?ローマ字入力?じゃあ、アルファベットを先に覚えるのか?

謎は深まるばかりです。

2018年3月25日日曜日

春期講習

来週と再来週の2週間は春期講習です。時間が異なっています。注意しましょう。

2018年3月21日水曜日

丸付けより、バツつけ

生徒の学校でのワークを見ると、やった問題に赤ペンで丸を付け、できなかった問題をやはり赤ペンで正解を書き写してあります。分からない問題や間違えていた問題を教えるとそれを解答に書いて、赤丸をつけます。

ちょっと待てよ、それできなかった問題じゃないか?丸付けてどうするの?と思います。そう言うと、丸を付けて出さないといけないと学校で言われているとのこと。

嘗て、ある生徒に丸なんか付けなく良い、間違えこそ重要だから、バツだけつけろといったところ、その通りにしたワークの点数が引かれていました。そして、丸を付けて出すこととのコメントがついていました

同様に、多数の色を使ったノートも、どうかと思います。最大、黒を含め、3色でしょう。それ以上色を使ったノートは通常見辛いだけで意味がありません。また、色を使うことにエネルギーを費やし、勉強そのものの成果につながっていません。ところが、そんな、ノートの点数が高い。

もう、ノートやワークに点数をつけるのはやめて、もっと内実を気にするようにした方が良いと思えるのですが、ここ数十年変化はありません。せめて、丸付けは止めましょう。

2018年3月16日金曜日

タコパ

 小学生とたこ焼きを作りました。
美味しかったかな?

今回、参加できなかったみんな、ごめんね!
小学生は習い事が多く、みんなの日程を合わせるのは難しいんだよ。また、やりましょう。


2018年3月9日金曜日

ボロボロになればそれが聖書

大学に合格した生徒が最後の授業に来ました。

彼の使っている単語帳はボロボロになっていました。この数年の勉強量を物語っています。その1冊の本が何であれ、そこまでやってあれば、それは彼にとっての聖書です。

こうした本を何冊持っているか。それが合格への指針です。大学に入っても捨てないで一冊持っていましょう。ずっと後になって、高校時代の自分の努力に心打たれる日があるはずです。私もボロボロになった高校時代の辞書があります。懐かしいですね。

2018年3月7日水曜日

複素数平面か行列か その2

大学合格者に数学を教えています。微積分と線形代数です。

理系にとって数Ⅲは必須だと思いますが、私立下位~中位の大学は理系でも数Ⅲを受験で必要としていません。よって、合格しても、かつての理系合格者のように、三角関数やその他の関数の微積ができるわけではありません。

更に、現在の高校生は数cで、行列ではなく複素数平面を学んでいます。これも事情は分かりませんが、時々(10年位で?)入れ替わります。行列をやる世代と、複素数平面をやる世代と存在します。大学では線形代数をやるわけですから高校では行列をやった方が良い(行列は線形代数の基礎です)と思うのですが、文科省の気まぐれ?によって、入れ替わります。受験問題作成、その他、様々な事情によって変わるのでしょうが、本当に必要な勉強は何なのか?気になります。

2018年3月6日火曜日

勉強は単純です

勉強は単純です。

①理解する。②習熟する。③復習する。

この3つです。テストで点が取れない場合、②の習熟する部分が圧倒的に足りていません。①の分かることを強調する人もいますが、それだけでは、点数にはなりません。できるようになるためには、②が重要で、入試のためには③が重要です。

テスト対策の補習をしていると、①の理解する部分で満足する生徒が一定数います。私立一貫校の下位の生徒。公立の中位の生徒に多く見られます。勿論、分からないことは理解しなければなりませんが、理解すること=できることではないのです。テスト前日に難解な問題を尋ねられて、それを教えますが、「君が今やることはもっと基本的な問題を習熟することだよ」ということもあります。特に、私立一貫校の場合、問題が難しく、生徒のレベルにあっていないことが多くあります。おそらく学校は上位の生徒を相手にしていて、下位の生徒はほおっているのでしょう。公立の場合は逆で下位の生徒を相手にし、上位の生徒をほおっているように思えます。

テスト直前に問題を理解して、それでできると思ってはいけません。習熟しないとできないのです。

理解することはできることのほんの入り口なのです。

2018年3月5日月曜日

活用力 その1

あと数年でセンター試験が終わり、新テストが導入されます。今度の変更はただの制度の変更というものではなく、知識偏重のテストから、活用力を問うものに代わるというのが重要な変化です。次の問題を考えてみます。
①鎖国をした人は誰ですか?
②日本が鎖国をし始めたころ、イギリスで起こっていたことは何ですか?
③もし、江戸幕府が鎖国をしなかったら、日本はどうなっていたと思いますか?

①は単に知識を確認する問題です。数年前までの神奈川県の入試問題はこんな感じ。②は知識の組み合わせ。ここ数年の入試問題はこんな感じ、解を間接的な関係から求める。③が活用力を問う問題。らしい。

一見、この変化は良いもののように思えるのですが、ちょっと気になることもあります。③の解を採点するに際し、何らかの事実、知識を前提とすると思われ、結局のところ知識の桁を競うことになるのではないか?ということです。
知識偏重では無いということが強調され、特に公立教育で、知識を学ぶ量が大幅に減り、(実際、歴史から、坂本龍馬等の有名人が多数いなくなるというニュースがありました)その一方で、私立一貫校では知識を相変わらず多量に与えていくのではないか。という危惧です。それは、まさにゆとり教育が叫ばれた時と同じです。神奈川県の公立高校の大学進学実績が落ちたのは小・中でのゆとりが一因なのは間違いないでしょう。

私立一貫校や塾や予備校が、そうした活用力と呼ばれる種類の問題を研究し始めると、最後には知識の問題と問題を解く技術に行き着くのではないか?

方法論は必ず分析的になる。今後の様子を注視したいと思います。

2018年3月3日土曜日

看板

塾の前に出す看板を書き換えました。

絵の得意な高校生”まさとくん”に書いてもらいました。
どうでしょう。