2010年10月8日金曜日

大人の常識子供の非常識

【常識】
健全な社会人なら持っているはずの(ことが要求される)、ごく普通の知識・判断力。(新明解国語辞典』より

社会には『常識』と言われるものが沢山散らばっています。例えば


「キャベツとレタス」違いは?
「料理のさしすせそ」とは?
「~行と書かれた封筒」を返送する際に何をしますか?
etc…


答えられたでしょうか。これらは家庭でよく使うものですので、20を過ぎた人ならば知っておいたほうがいいことであることは誰でもわかりますね。
では次の例はどうでしょうか。


「ISDN」って何の略?
「ワンセグ」のセグって何?


先ほどより正答率は低くなったかと思います。これらは同じく僕達の生活において身近にあるものですが、決して常識ではありませんね。
しかし僕らITの分野を専攻する人間にとっては知っていなければ笑われてしまうことでしょう。
ここで言いたいことは、「年齢」や「専攻職」によって常識が変わってくるということです。


こと僕達塾講師は学校教育についての知識の塊です。よって公式や解法等は常識の様に引き出す事が出来ますし、そうでなければなりません。
しかし生徒達はこうは行きません。僕らにとって当たり前のことであっても、彼らにとっては新しい事であるのですから。


新しい知識をいかに早く馴染ませられるか
「そんなの当たり前じゃん」と言わせる事ができるか
常の知識と昇華させられるか


焦らず、それを一つ一つ積み重ねること
授業でも私生活でも、最近はこんな事に気をつけながら学んで行こうと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿