2010年10月22日金曜日

タイムリープ

最近部屋が少し散らかりやすい事が気にかかっていたのですが、その原因は物が増えてきてしまって、収納が飽和しがちになっている点にあることがわかりました。
スペースを確保するために本棚を開いたのですが、そこである本に目が止まりました。


「生協の白石さん」


発売日は今から5年前の2005年11月3日。前年には「電車男」がブームになるなど、インターネットで時の人が出てきた初めの頃でしょうか。うわー懐かしいと思いつつも、ページをめくりだしたら止まらず、つい読みふけってしまいました。


ご存知のない方の為に補足しておきましょう。
大学生協の職員である白石さんは、生協に寄せられる「一言カード」に対しての返信をしています。この本はそのカードの内容をまとめた本なのですが、ここではごく稀に寄こされる「変な質問」に対して、彼の真面目でユーモラスな回答でのやりとりを抜粋して編著しているのです。
例えば次のようなものです。





Q.学校に入学してから

チョコバットをひたすら買ってるのですが
いまだにヒットすら打てません。
相手はどんなピッチャーですか?(リトル松井)



A.あえて類別するならば、
なかなか「特典」を与えないピッチャーです。
会心の一打を放つ事、お祈り申し上げます。(白石)


 
人の発言に対して真摯に受け答える事は意外と難しいものです
しかしあらゆる角度からの発想に応える柔軟性は有能で魅力的な人間へのひとつの条件でしょう。そう思うと同時に、自分は5年前と今とでその要素が成長したかと考えた時、唸ってしまいます。 次に開けるときには胸を張れるよう、日々の努力が必要ですね。
 
 
…こんな調子のおかげで、開ければ止まる片づけはなかなか進行しないのでした。
 
 
 
 
 
 
※「がんばれ、生協の白石さん(http://shiraishi.seesaa.net/)より引用。
本を買わなくても、上記ブログにまとめてありますので興味のある方は一読を。

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