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2017年4月11日火曜日

2017年2月に高校受験した生徒たちからの感想

どうも、八木です。
超久しぶりの投稿です。ご無沙汰してましてすみませぬ。

最近は12月〜2月の受験シーズンに、中学3年生に面接を教えています。
入試の結果発表日に生徒を集めてお菓子とジュース(僕はビール笑)を広げながら、面接の授業がどうだったか聞くのが楽しみの一つだったりします。
また、最後の授業の際に、面接の授業について生徒一人ひとりからフィードバックをもらうのですが、今年も集めたのでここに記しておきたいと思います。


ということで、まずはフィードバックの結果まとめから。

■質問事項はこちら
 1. 授業内容は全体的にどうでしたか?
良くなかった  あまり良くなかった 普通 多少良かった かなり良かった

2. 面接の授業で印象に残ったこと、良かったことは何かありますか?

3. 面接の授業で分かりづらかったこと、もっとこうすれば良くなる!ということはありますか?

4. 八木に対して何か伝えたいことがあれば自由に書いてください



ということで、回答です。

1. 授業内容は全体的にどうでしたか?
・かなり良かった:6人
・多少良かった:1人


2. 面接の授業で印象に残ったこと、良かったことは何かありますか?
・八木先生の授業全てです!
・熱心なところ
・窓をあけるところ。

・文章の直し方に対してのアドバイスが適切

・生徒との厚い壁がないから、質問しやすかったし、親しみやすかったです
・ひとつひとつにアドバイスやかるく文を作ってくれるところがよかったです。

・ひとりひとりに具体的なアドバイスをくれたところが良かった
・実際の面接を意識した練習が緊張感があって良かった
・具体性が大切だということが知れた
・アドバイスが分かりやすくて取り入れやすかった

・みんなの前で面接の練習をすることで、人前で話すことに慣れた
・いきなり文章から書くのではなく、膨らませてから文にすることでうまく文を構成することができた
・他の人の面接を見ることで、すごく参考になった

・〇〇(クラスメイト名)が面接で言う内容を考えたのがたのしかったです。
・自分が予定していない教科などを考えたのもおもしろく、新たな発見があって良かったです。
・最初の3週は、先生が毎回同じTシャツを着ていたことが印象に残っています。
・私は人と話すのが苦手ですが、(特に初めての人)この授業をやって面接がこわくなくなったので、よかったです。(あと、文章を作るのも苦手です。)

・私は面接がすごい苦手で声に出して言うことや書くことなどすべてが苦手でしたけど、八木先生のおかげで良い面接にすることが出来たので良かったです。
・相手の目を見て話すことは苦手だったんですけど今では苦手ではなくなり日頃でも目を見て話すことが出来るようになりました。
・本当にありがとうございました。悔いの残らないようにがんばります。(本番で...)

3. 面接の授業で分かりづらかったこと、もっとこうすれば良くなる!ということはありますか?
・特になし

 ・なし

 ・ありません

・集団面接しかできなかったので1対1の練習もできると良いと思います

・寒いので、授業の始めに窓をあける時間をもう少し短くしてほしかったです。

・特にないです。


4. 八木に対して何か伝えたいことがあれば自由に書いてください
・他の授業も受けてみたいです(笑) ありがとうございました。
・窓の開閉を早くすませてほしい

・短い期間でしたがありがとうございました。

・面接の授業は分かりやすくて楽しかったです。
・本番も授業で学んだことを生かせるようにがんばります。

・毎授業、おもしろい話がきけて楽しかったです!
・一番最初に考えていた文章より、ずっと良くなって自分でも驚きました。
・面接だけではなくて、これからの人生にも活きてくることも学べたので良かったです!
・ありがとうございました!

・今までありがとうございました!
・先生の授業はとてもおもしろく、わかりやすいので毎回授業が楽しみでした。振り返ってみても、これからに生かされそうなことばかりなので、良い経験です。
・本当にありがとうございました。先生もお仕事頑張ってください。

・話し方や書き方など教えていただきありがとうございました。


以上。

いやぁ、今書いてても嬉しいというか、泣けてくるというか。
うーん、9人面接の授業を取ってくれていたんですけど、2,3人だけ接したことがある程度でほとんど初対面だったんですよ。
僕は他の講師が体調崩したりすると臨時で授業に入るので、僕の授業を受けた生徒が多い学年もあれば、あまり受けたことがない学年もいまして。

ということで、最初の授業は少し緊張するわけです。
しかも9人という大所帯。
いや、数学とか英語だったら9人いても大丈夫なんですけど、面接に関しては少ない方がやりやすいのです。
まぁ面接が公立高校の受験科目に入った年から教え続けているので、生徒が多いなら多いなりのやりようを考えるんですけどね。

今年は昨年の教訓を活かして、いきなり面接シートを書かせるのではなく、まずは話の筋道を立てて文章に落とし込んでいくという過程を教えることからスタートしました。
で、席に座った状態で、一人ひとり志望動機から読み上げていってもらう、と。
みんな面接っていうと、態度とかを気にする子が本当に多いんですけど、大事なのは話す内容です。
態度はよほど減点されるような癖がなければOKですし、一人ひとり実践をやらせながら指摘していくので、最初のうちは座学で効率的に話す内容を考えさせていきました。
人数多いし。
12月の頭から面接の授業を開始し、年内に一通り面接シートを書き終えられるのを目標にしました。
正月休みの前に、一度面接の実践を行い、実践を感じてもらって正月休みへ。
苦手な子は面接の内容をお風呂で1回で良いから読めよと言ったのですが、練習した子はほとんどおらず。。
いや、面接やらせてみると練習してるかどうか一目で分かるものなんですよ。
正直1月下旬の時点で、これ間に合うかな〜と思うこともあったのですが、最終的にはほぼ満足のいく仕上がりまで届いたので良かったかなと思います。
今回面接の授業に取り入れたことで、効果的・来年もやろうと思ったことを忘れないようにメモしておきます。
・クラスメイトと入れ替わったつもりで、自分が〇〇くんだったらこういうことを話す、みたいなことを考えさせてみる
 →みんな自分のことだと堅く考えすぎてしまうのですが、他人事だともう少し柔軟に話題を作れ、それを自分のことに応用できる

・まず及第点を目指し、及第点まで行ったら、それを一度捨てさせてみる。
例えば、得意科目を英語で行くとして、ひとまず英語で言う内容を完成させる。その後、「英語以外で言うとしたらどう話す?遊び気分で考えてみて。」と言うと、結構面白い内容が出てくる。最終的にこの「遊び」で話した内容を本番で言った子もいる。
・面接の実践練習の際に、動画で撮影し、その様子を見せる
 面接官を全く見ず、窓の方ばかり見ていることに初めて気づいた生徒もいた。
ということで、今年の教訓を活かして来年も楽しもっと。


最後に、一人ひとりのフィードバックへのコメントです。

コメントありがとう。
3週連続同じTシャツを着ていたのは恥ずい。。。笑
毎授業伸びていく生徒たちを見る俺もとても楽しかったですよ。
「毎回授業が楽しみでした。」というコメントは泣けるほど嬉しいです。


ありがとう。
いや、ほんとに最初に書いてた文章と、本番で提出した文章を比べるとレベルアップっぷりが分かったよね。
これからの人生で面接はもしかしたら一番使える授業になるかもしれないです。
その役に立てたら俺も嬉しいです。


そうなんだよね〜。1対1の練習ができなかったのが心残りです。
教室の都合で。。
でもみんなしっかり成長してくれて良かった。



似顔絵似すぎだから!絵上手いな。笑
生徒と打ち解ける早さ・巧さは俺の特技の一つです。(自分で言う、という。。笑)



窓を開けるのが寒かったってみんな言うな〜。
だって、なんとなく空気が淀んでいる感じがしたんだもん。眠そうな生徒結構いたし。


はっきり大きな声で話す、というのは意外と難しいことなんだよね。
教える立場になると嫌でも意識するんだけどな。
これからも精進してくれい。



俺も他の科目も教えたかったよ。笑
数学とか英語も教えるの得意なんだけどね〜。
いや、でもやっぱ面接が一番得意かな。



面接の授業をしていて思うのは、やっぱりみんな最初は「こういうこと言うべき」みたいな意見とか、「話しているようで実は何も内容がない」、みたいなことが多いんですよ。
あれ、なんでなんだろうな〜。
なので、面接の授業は生徒の個性を引き出すところがスタートです。
みんなそれぞれ興味を持つポイントが違うわけで、面接官が知りたいのは「その生徒がどんな生徒なのか!?」です。
聞く側が「もっとこの子の話し聞きたいな」と思うような内容を考えて話すべきなんですね。
なので、内容を魅力的にすることがスタートでありゴールです。
あとは、その内容を適切に相手に伝える技術を身につけられればOK。
みんな態度とか気にしすぎなんだよね。
面接の実践をした生徒に自己採点させて、その根拠を毎回聞くんですけど、「ちょっとこの部分どもった」とか、「ちょっと手が落ち着かなかった」とか、言い方・態度のことを振り返る生徒が多い。
あのね、「手が落ち着いていないから減点!」とかあまりされないのよ。
そんなことよりも、話す内容が一番大事なのです。

合格発表後に生徒と話していて、「学校の先生ってどの程度面接のこと教えてくれるの?」って聞いてみたところ、どの学校もほとんど見てくれないようでした。
面接シートをちょっと添削してくれる程度らしく。
そうか〜、それだったら俺の授業は意味があるな〜と思った次第です。

受験が終わった後なんでざっくばらんに話せましたけど、みんな授業を楽しんでくれたようなので何より。

僕が目指す塾は、生徒をより高い目標に届かせることを前提としつつ、卒業後も顔を出したくなる塾にするってことなので、高校生活を楽しんで、大学生になって塾を卒業しても時々顔を出してくれるのが理想です。

最近は僕の教え子たちも成人した子が多いので、時々飲みに行くんですけど、楽しいんですよね〜。
若い後輩たちと接する機会ってのは良いもんです。

僕はナナメの人間関係って大事だと思っていて、昔は近所のお兄ちゃんとかと交流があったと思うんですけど、最近少なくなってしまったかもしれないな〜と。
そういうナナメの関係を塾の卒業生たちと作っていきたいですね。

僕はまぁ、ずっと平塚にいますのでね。




2016年3月14日月曜日

塾の中3への面接授業のフィードバッグ集

八木です。かなり、久しぶりの投稿を。笑

最近は、12月くらいから中学3年生の面接の授業を受け持っているのですが、先月の入試が終わって僕の授業も終わりました。

面接の授業最終回の時と、合格発表の日に行った壮行会の時に集めたフィードバッグ集を記録として残しておこうと思います。


■質問事項はこちら
1. 授業内容は全体的にどうでしたか?
良くなかった  あまり良くなかった 普通 多少良かった かなり良かった

2. 面接の授業で印象に残ったこと、良かったことは何かありますか?

3. 面接の授業で分かりづらかったこと、もっとこうすれば良くなる!ということはありますか?

4. 八木に対して何か伝えたいことがあれば自由に書いてください



ということで、回答です。

1. 授業内容は全体的にどうでしたか?
・かなり良かった:7人
・多少良かった:1人
・良くなかった:1人

2. 面接の授業で印象に残ったこと、良かったことは何かありますか?
・ほんばんのようなきんちょう感がある
・面接の練習で面接を見る側もやったのが良かったと思う
・本番のような雰囲気で良かった
・他の人の面接を見れて良かった
・ヤギちゃんとたくさん喋れておもしろかった
・面接のかなり参考になった
・知恵の輪が面接で使われると思ってなかった。
・八木先生が恋バナと混ぜて授業してた
・先生のおかげで面接が少し上手になったと思う
・小学校の時の漢字テストの話し・・・何その無駄な正義感!
・八木先生の女性への話
・生徒目線で話してくれてとても分かりやすいアドバイスだと思いました
・雑談が面白かったです
・学校とは違う質問をしてくれたり、ちゃんとていねいに修正してくれたので良かったです。

3. 面接の授業で分かりづらかったこと、もっとこうすれば良くなる!ということはありますか?
・面接シートを書く前にもうちょっと勉強をしたかった
・もっと、八木先生の女性への話をもっとききたい
・口の中の水分がなくなった

4. 八木に対して何か伝えたいことがあれば自由に書いてください
・細かく指導していただきありがとうございました
・塾に行っても行かなくても今後ともよろしくお願いします
・Thank you for the past three years. Also looking forward to hearing from you.
・ありがとうございました。
・がんばります。



みんな、メッセージありがとう〜。
ってことで、僕からも感想を。

この学年は中学1年の時からちょこちょこと教えていまして、当時からなぜか好かれているというか、仲が良くなった生徒が多い学年でした。
なんというか、ませてる生徒が結構いて、プライベートな話を相談されたりとかもあったからですかね。

で、面接の授業なのですが、最初の数回は面接シートの書き方を教えます。
1. 志望動機、2. 中学時代に意欲的に取り組んだ教科について、3. 教科以外で、中学時代に意欲的に取り組んだことについて、4. 自分の長所、です。

今回は生徒数も多く、最初は生徒と打ち解けるために雑談を入れながら座学をして、面接シートを書かせて個別に見ていくやり方にしたのですが、今思えば、面接シートの書き方というか考え方を最初にちゃんと説明すべきでした。
いきなり文章から書き始める子が意外と多くて、そうすると大抵言いたいことが伝わらないんです。
これって読書感想文や国語の試験の悪影響だと思うんですけど、「枠を9割くらい埋めないといけない」と思ってしまっているんですね。なので、不必要に遠回しな言い方をしたり、言わなくていいことを盛り込んだりしてしまうのです。

文章にする前に、自分は相手に何を伝えたいのか?
自分はどんな人間で、なぜその高校に行きたくて、中学時代は何を頑張ってきて、高校行ったら何をしたいのか、などを、生徒ひとりひとりの個性に応じて引き出してあげないといけないんですよね。

面接の際は、まず最初の1回目は本番さながらで1対1形式で。
いきなり本番に近いことを体験してもらうことで、その後の授業内容に緊張感が生まれ、「自分ごと」として聞いてくれるようになると踏んだのです。

2回目以降の授業では、教室の大きさが限られているため、生徒を3グループに分け、面接を受ける人3, 4人、面接シートを書き直す人3, 4人、僕の両隣で人の面接を見る人2人にしました。
友達が面接を受けている姿を見るのも参考になると考えたからです。

この形を取りながら、面接をしている生徒が何を話していたかを他の生徒に言わせてみたのですが、本人が伝えたいメッセージの半分も伝わらないケースが多かったです。

本人はそのことばかりを考えて文章にして読んでいるので、伝わるはずと思ってしまうのですが、初めて聞く相手には説明が足りなかったり、要点が分からなかったりしてしまうものなんですね。

そんなこんなでいろいろと生徒とコミュニケーションを深めながら、みんなの個性が発揮できるように努めました。

毎年思うんですけど、みんな姿勢とか言い方とか気にしすぎですね。
「僕がこの学校を志望した理由は、、」とか誰かが言うと、「僕って言っていいの?」とか。
振り返りを聞いたら、「ちょっと手が落ち着かなかった」とか。

多分他の面接官の人も同意してくれると思うんですけど、「ちょっと鼻を触る癖があるな、1点減点」とかしないですから。
それよりも内容にフォーカスしなきゃ。

多少言葉遣いが不適切だったり、体が揺れたりしてそれを気にするよりも、自分の魅力をもっと伝えるには!?と考えたほうが絶対良いと思うんですね。

なんというか、失点ばかりに目が言ってしまっているというか。
まぁそういう印象を生徒に分かりやすく伝えるように努力しました。

これから生きていく上で、実は面接って重要ですよね。
アルバイトの面接や大学受験の面接、就職活動や転職活動でも面接は必ずありますからねぇ。
そういった今後も踏まえて、面接に対する臨み方を教えられていたら嬉しいです。


ということで、みんな高校生活頑張って楽しんでくださいね。


ちなみに、、授業の感想で女性の話が面白かったと書いている生徒が多いですが、志望動機を応える時に、なるべくその高校の特徴を捉えたことを言うべし!ということを伝えたくて、女性に告白するならという話をよくした結果です。
例えば「誰でもいいから付き合いたくて〜」と言ったらダメでしょ!?と。
「〇〇ちゃんのこういうところが好きだから!」と言えなきゃね、と。笑

とまぁ、こんな感じでなるべく生徒が退屈しないように、「面白い先生だな、話聞いてみるか。」と思ってもらえるようにしてきたわけです。

と言ったらかっこいいですが、単に僕が恋バナが好きなだけだったりもしますけどね。。笑


ということで、最後に生徒一人ひとりへの返事を。
このブログ、読んでいないと思いますが。笑


ほんばんときんちょうは漢字で書きましょう。笑
ありがとう!!


こちらこそ。卒業しても塾に顔出してください。


くだらない話もよくしたしな。
英語はなんとなく伝わった!笑


面接では具体性が大事!ってことが伝わったようで何より。


魚の絵は何なんだ!!!笑


確かに、面接シート書く前にもう少し説明が必要だったね。アドバイスサンキュー!
何その無駄な正義感!の話が印象的だったとは・・・。笑


女性と言いましょう。笑


生徒目線とおもってもらえたなら嬉しい限りです。
雑談は生徒を退屈させないための工夫ですね。


口の中の水分がなくなった、には笑った!笑



最後に、僕が教えるときや、生徒の話をメモする時に使っていたマインドマップ。
これを知恵の輪と言っている生徒がいたわけですね。




2014年2月16日日曜日

明日は面接試験!頑張れ中3!!

昨年から県立高校の試験科目に面接が追加されました。
おさらいしておくと、1000点満点のうち、内申(成績)、試験、面接を各高校ごとにそれぞれ200点以上ずつで割り振りする、というルールです。
平塚市の高校は概ね、内申:試験:面接が400点:400点:200点となっています。

面接が2割をしめるわけです。
これは結構大きいですよね。
入試の勉強に1日5時間使うなら、2.5時間面接の練習に使っても良いわけですよ。
いや、実際は当然そんなことはなく、面接の練習に使う時間は入試の勉強に使う時間に比べて圧倒的に少なくなるわけですが、採点としてはかなり大きい部分をしめます。

僕は面接が試験科目になった去年から塾で面接について中3に教えています。
今年度は、11月終わり頃から授業をし始めて、今日最後の授業をやってきました。
明日が面接試験本番です。

昨年も思ったことですが、やはり入試に面接があるのは良いですねぇ。
もちろん塾として5教科を中心にテストで良い点を取れるように、勉強ができるようにしてあげたいですが、講師の心の根幹には人間的な成長を促したいという想いがあるわけです。
そして、そのための手段として面接の授業をすることはとても役に立ちます。
面接のためとはいえ、生徒自身も自分の今までを振り返り、今後のことを考え、自分が何に興味があってどうなりたいのか、自分は周りの友達とどう違うのかを考えることになります。
普段の学生生活の中で漠然と感じていることを、言葉にして伝えることになります。
これは結構人間的に成長できるんじゃないかなぁ。

そして、塾として、いち講師として考えると、生徒ととても分かり合えるというか、心の距離が近くなる気がします。
なにせ、3ヶ月近く、それぞれの生徒の、得意科目や中学時代の思い出や長所などを聴き続けるわけです。
これほど生徒との距離が近くなることもなかなか無いんじゃないかな。

面接に関して、生徒に的確なアドバイスをすることも結構難しいことです。
生徒の個性を理解し、その中で面接での評価が高くなりそうな部分を抜き出し、適切な表現を考えて、生徒と一緒に練っていく。
これは自分で言うのもなんですけど、結構大変な作業なんですよ。
言うまでもなく、生徒一人ひとりに個性がありますし、思ってもいないことを面接で言わせても良い結果にはならないでしょう。
生徒の個性にあった指導をしないと意味がないわけです。

かれこれ10回以上面接の授業をやってきましたが、なかなかここまで丁寧に指導する塾も少ないんじゃないかな。

去年もそうでしたけど、面接の授業をやっていくと生徒がメキメキ上達していきます。
考えてみれば、5科目は3年間やってきたことの集大成でもあるので、いきなり上達したりしづらいのですが(もちろんそういうケースもありますが)、面接はほとんどやった事が無い科目なので、本当に1週間で見違えることがよく起こります。
これが本当に楽しいんですよねぇ。
今年もあるタイミングからメキメキ成長していきました。

もちろん全員志望校に合格してほしいですが、今回の面接の授業をきっかけに自分がどんな個性があって、それを大人相手にどう伝えていくべきかを学んでくれたら本望です。
その経験はこれから彼らが社会に出て行く上で、きっと小さくない経験になると信じています。

とにかく、明日は全員、かましてくるように!!笑


P.S. 自分宛てに
来年の面接の授業はテキストは使わず(使うとしても宿題程度)、面接シートと面接の実践を毎回交互にやっていくのが良いかも。
テキストをベースに中学時代の思い出や将来の夢などを考えさせてもあまり効果が望めない。
生徒と講師、もしくは生徒たちと講師で中学時代の話をする機会を増やし、その中で生徒一人ひとりの個性・経験にあった面接の想定問答を作っていく方が効果が高そう。
対談・対話を授業のベースに置く。

2011年8月30日火曜日

遅ればせながらカレー作りの写真をアップしました

だいぶ遅ればせながら、カレー作り風景の写真をアップしました。

塾でカレーライスをつくる

また企画しましょう!

カレー作りを手伝ってくれた生徒たち、ありがとう!

2011年8月26日金曜日

塾でカレーライスをつくる

午前10時に塾に集合して今日の授業の始まりです。生徒はそれぞれの課題を自習ます。私は本の整理をしつつ、時々、生徒の質問に答えて教室を回ります。八木先生は中2の生徒を指導して、たまねぎを炒めたり、ジャガイモの皮をむいたり。



↓涙を流しながら玉ねぎを炒める生徒



↓玉ねぎがきつね色になってきたら、肉野菜を投入


↓水を入れて、ルーを入れて煮詰めて完成♪


12時過ぎにカレーライス完成。勉強の手を休めて、昼食です。肉をY君が大量に取ったので、一番最後の私のはジャガイモと大量のにんじんカレーでした。『Y!ひどいぞ!』 食い物の恨みは恐ろしいのです。途中、偶然パンフレットを受け取りに来た高校生の父兄の方も『楽しそうですね』。

食後、ちょうど夏期講習前半に行った模試の結果が来ていたので、それを返却。数学の問題の不出来に怒った?八木先生が数学の解説をし、前半終了。私は大量の古くなった赤本と、数年分の不要なプリントや教材を整理して、満足いく仕事ができました。

後半は通常通りの授業をして、9時半に終了。なんだかんだで12時間勉強した人もいて、ご苦労様でした。

夏期講習も後二日です。燃え尽きましょう。


2011/8/30 八木
写真を追加しました。

2011年7月13日水曜日

黄金のおにぎり

毎週火曜日にジムに行っているのですが、その帰りにちょっと塾に寄りました。
野地先生の授業が終わるまで2時間ほどあったので、本棚に置いてある「黄金のおにぎり」という本を手に取って読みはじめました。
この本、僕が何年か前に買って気に入っている本で、もう何度も読んでいるのですが、改めて読んでみようと思いまして。

内容はほとんど覚えているのでさーっと1時間くらいで読み終わって、その中で印象に残ったフレーズを手帳にメモしていきました。

脱サラした主人公が寿司屋で修行後、お握り屋を開店して大きくしていく話です。
著者はマーケターの高橋朗さん。
お握り屋の商売をテーマにマーケティングとは何かを分かりやすく説明してくれます。

その中で、主人公が知り合いの会社の社長に、「自分が今行っていることが正しいのか分からない。商売はおかげさまでうまくいっているが、だからこそ不安になる。」という相談をするシーンがあります。
その相談を受けた社長が「そんなものかもしれませんねぇ。ただ、自分の行っていることが正しいかどうかは誰にも分かりません。それは未来から過去を見たときに分かることだからです。やった方が良いと思うことを、さぼらずすべてやり尽くすしかないのではないでしょうか。」という話をします。

この言葉がとても今の僕に響きまして、「あぁ、本当にそうだよなぁ。」と思ったのです。
仕事にも勉強にも共通する名言だなぁ、と。

というわけで、久しぶりに「今週の詩・句」を更新しました。


2011年6月2日木曜日

日本語の助動詞

先週中学3年生に国語の授業をしていました。
テスト範囲に助動詞があったので、復習で問題を解かせていたのですが、あまりにもみんなできないので、もう一度助動詞について説明をしたのです。

突然ですが、問題を一つ。


例題)以下の文章の助動詞を3つ答えなさい

私にはとてもそんなことは信じられません。



さて、この文章には助動詞が3つ含まれているのですが、分かりますか?

僕は中学時代、正直国語の文法は苦手でした。
上の例題ももしかしたら解けなかったかもしれません。

ですが、中学生にいかに分かりやすく教えるかを考えているうちに自分でも理解できました。

そもそも、助動詞というのは言葉のとおり動詞を助けるものなので、動詞(用言)に含まれます。
例文で言うと、「信じられません。」が動詞(用言)ですよね。
この中に3つ助動詞があるわけです。

先に正解を言うと、「られ」、「ませ」、「ん」、の3つです。

この3つの言葉は元々の動詞である、「信じる」を助けています。
まとめてしまうと分かりづらいので、一つ一つ説明してみます。

信じる + られ(可能)  =  信じられる
信じる + ます(丁寧)  =  信じます
信じる + ない(否定・打消)  =  信じない

こう考えると分かりやすいですよね。
それぞれの助動詞が意味を付加していることが分かります。

信じられる  +  ます(丁寧)    =  信じられます
信じます   + ない(否定・打消)  =  信じません
信じない   +   られ(可能)    =  信じられない

信じられます + ない(否定・打消)  =  信じられません
信じません   +    られ(可能)  =  信じられません
信じられない  +   ます(丁寧)   =  信じられません


こういったことを黒板に書いて、初めて自分の頭も整理されました。

日本語でも文法を改めて考えると、それほど深く考えずに使っていますよね。
これが英語になったらどうなるか、と。

文法って本来は言葉を覚えるための先人の知恵だったと思うのです。
明治維新の後に英語を勉強しなければならない状況になって、最初は当然、文法なんていうまとまったものはなく、ひたすら英語の文章を読んだと思うのです。

そのなかで、「ん、このcanってのは動詞の前にくっついて、”可能”の意味を与えているなぁ」とか、「どうも”to”に動詞がくっつくと動詞じゃない役割を果たすようになっているなぁ」とか、傾向に気づいた人がいるはずなのです。

で、それを英語をマスターするための近道として、文法としてまとめた人がいる、と。

日本語だって、文法を改めて見てみると、「そんなに意識して使っていないよ~。なんとなくなんだけど。」と思うことがあると思うのです。
言われてみて、そういえばそうだなぁと思うとか。

そういう意味でいくと、本来は英語を読んだり話したりするための近道としての文法だったはずが、文法を覚えることが目的となってしまったことに問題があるのかもしれないですねぇ。
だって日本語にしたって、文法から覚えさせられたらなかなか話せないですよ、それは。


なんてことを、国語の助動詞を教えたあとに思ったわけでした。

なんか脱線したままですけど、この辺で。。(笑)

2011年4月21日木曜日

中学生に読書の面白さを伝えられたかな

先週の授業中に一人の生徒に一冊の本を勧めました。

5年ほど前、読書を始めて間もない頃に出会って、今でも何度も読み返している大好きな本です。
内容は難しくなく、中学生が読んでも十分理解できる内容なので、読ませてみたいなぁと思ったのです。

その生徒は自分でも「読書をしない」と言っていたのですが、ちょっとだけ内容を紹介したら興味を持ってくれて、読んでみたいと言ってくれました。
で、一週間経って、今日の授業中に「本読んだ?」と聞いたのですが、半分くらい読んだところでお母さんに、「何読んでるの?ちょっと読ませて。」と言われて取られちゃったそうです。(笑)
その生徒曰く、学校の朝の授業で読書の時間があるそうで、その時間に読みたかったそうなのですが。

でも半分くらいは読んだそうなので、内容を話しながら、「道路清掃人の話、面白いよね〜」とか、「あの話は読んだ?」とか話せて盛り上がりました。
ちょうど今日の授業は面接だったので。

その中学生の生徒とも、小学校の時の読書感想文は本当に良くないよねという話をしました。
あれってほんとに「本嫌い」を醸成していると思うんですよ。
僕も嫌で嫌で仕方が無くて、そのトラウマから抜け出すまで長いことかかりましたからねぇ。

そんな話をしながら、じゃぁもう一冊貸してあげるね、と言って「16歳の教科書2」を貸しました。
綾戸智絵さんとか、サイゼリアの創業者の話で、彼らの体験談を語りかけてくれるような本なので読みやすいし、とても心に響く内容が多いので、きっと気に入ってくれると思います。

多分、僕が1、2年かけて勉強を教えること以上に、今回読書の面白さを教えられたことの方が、その生徒の人生にとって、とてもいい経験をさせてあげられたんじゃないかなと思います。
縁あって、今その生徒に勉強を教えているわけですが、学校を卒業してからの長い人生、その生徒は成長し続けて行かなければいけないですし、そうあってほしいと想っています。
そういったことを考えると、今数学を教えることよりも、その生徒が今後の人生の支えとなるような一冊と出会える可能性を与えてあげられたことの方が意味のあることなんじゃないかと思うのです。
早いうちに本嫌いを治してあげられたなら、僕も嬉しいなぁ、と。

しかし、お母さんに本を取られちゃったってのは面白い話だったなぁ。
そのお母さんとも話してみたいわ〜。
今日貸した本もまた取られちゃったりして。(笑)

来週の授業でその本の感想を聞くのが今から楽しみです。

ちなみに、その中学生に貸した本は、下の「新・自分を磨く方法」です。
大人が読んでも楽しめる、僕の中ではとてもおすすめの自己啓発系の本です。

新・自分を磨く方法
新自分を磨く方法

新自分を磨く方法
価格:1,365円(税込、送料込)


16歳の教科書2
16歳の教科書(2)

16歳の教科書(2)
価格:880円(税込、送料込)

2011年1月7日金曜日

しなければならないことをどうやって好きになるか

昨日の授業の際に、中学生に国語の問題を解かせていたのですが、あまり点数が良くなかったので、なんでだろうという話をいろいろとしました。
その中学生曰く、どうしても国語の勉強をしていると眠くなってしまうそうです。
そして、眠いのであまり集中できず、問題も適当に答えてしまった、と。
その点は自分でも自覚していて、だから結果が悪かったこともある程度予想通りだそうなのです。

で、僕はテストの時も国語は眠くなっちゃうのかな?と聞いてみたのですが、テストの時は眠くならないそうです。
ですが、普段の勉強の時は眠くなるらしいです。

思えば僕も学生の頃は、嫌いな科目、僕の場合は社会の授業中は眠くなったなぁ、と振り返ってみました。
そしてテストの時はやはりいい点取りたいので、眠くはならずに何とか頑張ったように思います。
ですが、結果として最後まで他の科目よりも社会の成績は悪いままでした。

その後、高校受験の時や、大学受験の時は嫌いな科目でもやるしかないと割り切れたので、そこそこ集中して勉強できるようになりました。

全教科、つまり勉強そのものが好きな人はほとんどいないでしょう。
教科ごとに好き、嫌いがあり、好きな教科を勉強する方が、嫌いな教科を勉強するより集中できるでしょう。
嫌いな教科は何とか勉強しない言い訳を考えてしまう気持ちが分からないでもありません。

そして特に苦手な教科をなんとか勉強させるために、「机に向かって、勉強しろ」と言うことにどの程度の意味があるのか。
「嫌いなことを歯を食いしばってやる」という行為は大人であってもかなり厳しいものです。

そしてそんな話に結構な時間をかけた後、その生徒は残った10分ほどでそこそこの量の英語の問題を解きました。

きっと生徒それぞれ、「なんとかいい点を取りたい」、「そのためにはもっと勉強しなければならない」と言った想いがあるんだろうなぁと思います。
ですが、それでもやはり、目の前の苦痛、困難から逃げてしまうのではないかなぁと。
だからそういった生徒たちも、テスト前はある程度の集中力を発揮するのでしょう。

僕が考えていることは、「結局「勉強しろ」と言って無理矢理勉強させることは意味がない」ということではありません。
そこまで極端ではなくて、もっと良い方法があるのではないかと考えているのです。
よほどの天才を除いて、いやいや勉強し続けた人で、例えば東大に行った人は少ないと思うのです。
どこかで自分なりの楽しみ方というか、やり方を見つけられた人が良い成績を出せたのではないかなと。

いかに「やらされている感」を「やっている感」に変換させられるか。
それが講師の役割ではないかなと。
そしてそれがとても難しいということは分かっています。
だからこそ、大半は「やりなさい」という強制的なアプローチで勉強させようとしてしまうということも。

僕が一つ思っていることは、今回の経験を通して、もっと生徒の意見を聞くことが必要だろうということです。
生徒の悩みを聞き、生徒に自分で考えさせ、僕らはそれを手助けする、というスタンスを取り入れていくということも必要なのではないかと思っています。

難しいことですが、それに生徒とともに挑戦していくことが、教育に携わるものとしての醍醐味の一つだと前向きに考えます。

そんなことを話した後だからか、バリーさんの名言を思い出しました。
今日初めて知ったのですが、バリーさんってピーターパンの著者なんですね。。

幸せの秘訣はやりたいことをするのではなく、やらなければならないことを好きになることである

                            ジェームス・マシュー・バリー


ということで、今週の詩・句を更新しました。

今年もよろしくお願いいたします。

2010年10月29日金曜日

中学生を成長させるために何をすべきか

僕はいつも塾に自転車で行っているのですが、今日は雨だったので歩いて帰ってきました。
夜中の散歩は頭がすっきりして、いろいろと考え事をするには都合が良いようです。

今日も中学生の授業を振り返りながら、とぼとぼと国道一号線沿いを帰ってきました。

授業の後に塾長と話していたのですが、なかなか学力が伸びてこない生徒がいます。
そういった生徒は勉強以前の問題が多く、例えば授業中に講師の話を聞いていなかったり、筆記用具を忘れてきたりします。

彼らがこのまま行くとどんな大人になるのかと考えてみました。
このままの成長直線を描くと少し不安なのですが、人生のどこかのタイミングで良いきっかけや出会いに恵まれると、それまでの成長直線から大きく外れて育つ可能性は大いにあります。

受験に向けて背水の陣で努力することがきっかけになったり、社会に出て上司に叱られて四苦八苦することがきっかけになったりするかもしれません。

もし仮に、この成長直線から大きく上向きに外れた将来の生徒に、今の中学数学を教えたとしたら、きっと今より遥かに出来ることでしょう。
筆記用具を忘れたり、宿題を忘れたりという、ある意味しつけの域は超えているはずです。

そう考えると、そういったしつけの域の生徒に勉強を教えるよりも、彼らの人間力を高めるようなことをしていくほうが、結果として勉強も伸びるのかもしれません。
つまり、人間として成熟させるきっかけを多く与えるのです。
幼少期にやんちゃが過ぎて、「うつけ者」と言われた織田信長を早く元服させたように。

社会に出ると自己啓発系の本を読む機会が増えると思うのですが、その中で書いてあるようなことを学生のうちにやらせてみると良いのかもしれません。
例えばトイレ掃除をしたり、一日の終わりにその日頑張ったことを褒めたり、人が困っていることを予想して先取りさせたり。

そのままやらせてもダメだと思うので、中学生用にアレンジしたら意外といいかもしれない。
数学の宿題を出すのと併行して、例えば「どうしたら志望校に行けるか作戦を考えてこい」という宿題を出してみるのも良いかもしれません。
勉強には戦略的な視点も必要なので。

「もしドラ」の感想文でも書きましたが、僕は塾の目的は「人を育てること」だと捉えています。
その視点に時々立ち返って、勉強以外の方法で彼らを育てることを取り入れていくことも必要なことなのかもしれません。


義務教育を終えて、社会に出たからこそ分かるのですが、(若干28歳の若輩者が偉そうに言うのは気が引けますが、)正解のある学問をしている方が正解のない世界で生きていくよりも遥かに楽です。

今の学生は学校を卒業して社会に出たらもっともっと厳しい世界で生きていかなければなりません。
社会に出たらどれが正解か分からないことを、自分で決断して、自分の行動に責任を取っていかなければならないのです。
そう考えると今の彼らに僕ができることをもっともっと考えてあげないといけないなぁと思うのです。
縁あって、お互いの人生の貴重な時間を使っているのですから。


講師は正解を知っていてそれを教える、つまり答えを持っていると思われていると思いますが、講師もどうやって教えるのが生徒にとって最適なのか日々悩んでいます。
僕も毎回授業の後に、今の教え方で彼らがこの先本当に伸びていくのか毎回自問自答しています。
それはきっと、子を持つ親御さんも同じだと思います。
そういった悩みを共有できた方が良いと思うので、このブログという場では虚勢をはらず、自分の悩みを素直に伝えていきたいと思っています。


ということで、今週の詩・句を更新しました。
山本五十六さんの僕が大好きな名言です。

2010年9月1日水曜日

読書感想文「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」

社会人の中には、ピーター・ドラッカーの本を一度は手にとった方が結構いることでしょう。
ご多分にもれず僕も、社会人2年目の頃にドラッカーの「プロフェッショナルの条件」という本を買ったのですが、内容が難しく、半分も読まないうちに読むのを止めてしまいました。
ドラッカーの本は普遍性が高く、内容もものすごく濃いのですが、内容を理解し、自分の仕事に応用していくことはなかなか難しいです。
そのため、ドラッカーの本を読んで仕事に応用し成功した人、例えばユニクロの柳井さんのような方の本が売れるわけですね。

と、前置きはこの辺にして、読んでみた感想を。

ドラッカーの言っていることを物語タッチで読み手に伝えるという構成は個人的には面白いと感じた。
というか、そもそも僕は物語タッチのビジネス書が好きだ。
こういったジャンルの本にとって肝心なことは、読んだ人が本家であるドラッカーの言っていることの1%でも理解して、自分の人生、仕事に活かせる内容になっているかということだと思う。
その点で、僕がこの本を読んで思ったことや、今後取り組んでみたいと思ったことを書いてみよう。

まず印象に残っている文章に、以下の二点がある。
・マネージャーは専門家の知識を伝える役割を果たす
・専門家はマネージャーの上司足り得る

悠々館の塾長は"専門家"だ。"職人"と言ってもいいかもしれない。
生徒を育てることに関して情熱を注いでいて、教える技術はきっとどこぞの予備校の講師よりも高いと思うものの、マネジメントはあまり得意ではないように思えた。
先に断っておくと、僕は塾長を心から尊敬しているし、今の僕があるのは塾長のおかげだと思っているし、何一つ批判する気持ちはない。
役割の問題を言っているのである。

僕は塾長の元生徒であり現在の立場としては部下に当たるわけだけれども、講師全員の力を束ねて悠々館を良い方向に持って行きたいと思っていた。
つまり、マネージャ的な役割を演じたいと思っていたのだ。
そう思っていたところにこの本でドラッカーの考え方に触れて非常に共感した。
「そうか、専門家がマネージャの上司というのはやはりあり得るんだな、と。」

現在の悠々館の状況を考えると、それが自分に与えられた役割であり、かつ、自分が成長していきたい分野であると感じた。

もう一つドラッカーの言っていることの中で、最も大事なことについて触れておきたい。
「事業の目的は何か?」ということだ。

この本の中では、高校野球の目的を「感動を与えること」と定義し、目標を「甲子園に出場すること」と置く。
甲子園に出場することは感動を与えるための手段ということだ。

では、悠々館、ひいては塾という事業の目的は何だろうか?
しばらく考えて僕は、「人を育てること」だと思った。
もう少し広げると、「自信をつけさせること」、「人を成長させること」だ。
「勉強ができるようになること」や、「テストの点数を上げること」は、目標であって目的ではないのではないか。
テストで良い点を取れれば自信になるし、次の努力につながるので、良いことだ。
だが、「人を育てる」という目的を果たす方法を考えると、他にもやれることが見えてくる気がする。

このあたりは生徒の親御さんや、講師それぞれ考え方が違うところだと思うし、学校と塾の住み分けも考えなければならないので難しいところだが、例えばみんなでキャンプに行くようなことをしてみたい。
また、塾の先輩が後輩に勉強を教えるような交流がもっと行われるようにしていきたい。
人にものを教えたことがある人は賛成してくれると思うのだが、教えることはその分野の理解にものすごく役に立つのだ。
実は講師陣は教えながら自分もレベルアップしているのである。
このことをもう少し積極的に塾の仕組みに組み込んでいけたら、何か面白いことが起こるんじゃないかと密かに思っていたりするのだが、これはもう少し将来的に。。。


とりあえず、この本を読んだ後に、思わずドラッカーの「マネジメント」を買ってしまったという点で、この本が僕に与えた影響は大きいと言えるし、僕にとっては良書だったということだろう。
大学生~社会人若手あたりが読むべき本だと思う。

2010年8月6日金曜日

講師で本を勧めあって、読書感想文を書き合う

今日は久しぶりに全講師がそろって、現在の塾の状況や今後の目標などの話をしました。

いろいろと宿題もあるのですが、会の最後に、「講師同士で同じ本を読んで感想をブログに載せよう」という話をしました。
実は僕は、かなり前からこのことをやってみたかったのです。

前から読書については思うところがいろいろとあって、読書感想文という教育が良くないんじゃないかという話は以前記事に書きました。

http://www.youyoukan.com/2010/04/blog-post_12.html

で、講師同士で同じ本の感想をブログに書くと何が起こるか、と。

まず、僕は他の講師たちが面白かった本を読んでみたい。
本との出会いは本当に貴重な体験です。その後の人生に影響を与えることすらあるわけです。
そういった良書との出会いを増やせるというメリットがあります。

そして、その本を読んだ感想を話し合える。
これも貴重な経験になるはず。
最近「朝活」という、仕事の前に集まって勉強会をしよう、みたいな話をよく聞きますが、まぁそれに近い感じですかね。
同じ本を読んで、自分と違う視点を示されるというのは、かなり面白い経験になるはずです。
各講師のブログの感想文に他の講師がコメントをして、理解度が深まるのは考えただけで楽しそう。

最後に、その記事を読んだ生徒にも読書の楽しさが伝わるかもしれないという点。
講師たちが、とある本について感想を言い合っていて、興味を持ったら、その生徒も同じ本を読んでみたいと思ってくれるかもしれません。
そして、その本は講師の誰かが「この本いいよ!」と思った本なので、読んで絶対損はないはず。
とすれば、その生徒の成長につながるはずなんです。

と、少し考えただけでもいろいろと面白い効果がありそうなこの企画。

ぜひとも実現させたい。

ということで、まずは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」から行ってみますか!

長尾先生、早く読んでね。

2010年7月3日土曜日

公立高校と私立中高一貫校の差 ~物理編~

公立高校と私立高校の違いについて、僕からも一点書いておこうと思います。

僕は高校生に物理を教えているのですが、物理でも公立高校と私立中高一貫校では差が出ます。
大学受験のことを考えると、高校3年間しっかりと物理を教えたいのですが、物理の問題を解くためには、二次方程式と三角関数が解けないと話になりません。
私立中高一貫校では、中学3年の時に高校1年の数学をやっているので、高校1年の時から物理を教えることができます。
僕が受験生の頃を振り返ると、高校2年の時は学校の授業のみで物理を勉強したものの、摩擦あたりから全く分からなくなり、ほとんど授業内容が頭に入りませんでした。
結局3年の時にまたゼロから始めることになり、そのため、物理の成績がずっと伸びず、何とか自分でもそこそこ解けるようになってきたかなと実感できたのは、受験直前の1月頃でした。

その後、物理を教える立場になり、これは僕だけの問題ではなく、公立高校生のほとんどが抱える問題なんだと気づきました。

何とか悠々館の塾生には物理を早めに勉強させられるように、高校1年の数学をなるべく早い段階で教える、物理の授業の最初に物理に必要な数学を少し教える、など、何かしらの対応を取りたいと思っています。

物理は解き方とかけた時間が成果に出やすい科目だと思います。
良い解き方を覚え、早くから始めれば、割りときちんと成果が出ます。

何とか悠々館の塾生にとって、物理が弱点ではなく、武器になるようにさせてあげたいと思っています。

2010年6月17日木曜日

なぜ塾をやっているのか

今日も授業の後に塾長といろいろと話をしました。

もうすぐ夏休みが来るので、塾としてはアピールしたい季節です。
悠々館としてもご多分に漏れず、どうやって新しい塾生を増やすかをテーマに頭を捻らなければなりません。
そんな話をしつつ、今日はもう少し根源的なことを書きたいと思います。

なぜ塾をやっているんだろう、と。

僕は塾で生徒を教えることが好きです。
僕以外の講師陣も教えることが好きです。
塾長は多分僕たち以上に教えることが好きだと思います。

じゃぁ好きなだから仕事にしているのか、と。

それだけでもないんですよね。
好きだからだけでもなく、そこには別の理由もあるはずなのです。

はてさて、なんで塾をやっているんだろう。

お金を稼ぐためという理由はもちろんあります。
でもそれはきっと、目的ではなく手段なんですね。

例えば日本全体を幸せにしたいという高い志を持った社長がいたとして、志を実現するために頑張ったとする。
でも利益が出なければ一番身近な"社員たち"を不幸にしてしまうわけです。
志がどうのというよりも現実的に身近な人が不幸になってしまう。

じゃぁ利益を出すために仕事をするのか、と。

それもやっぱり違うわけです。

金を稼ぐことを目的にしてしまったら、それは空虚です。
僕が思うに、利益は目的を達成するための手段なわけです。

じゃぁ、塾をやっている目的はなんなんだ?と。

これについては、この一言が一番言い表してくれていると思います



財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上
                            元楽天ゴールデンイーグルス 野村監督
  

学校でも塾でも、講師をやっている人は、きっと人を育てるのが好きなはずです。
ある生徒が昨日できなかった問題が今日できるようになって、嬉しそうな顔をする。
そうした小さな積み重ねが、彼の人生で積み上がっていって、やがて大きな体験として残っていく。

学校だけではなく、悠々館で教えたことが彼の人生に何か意味を残せたら、それはきっと大いに嬉しいし、日本全体に意味のあることのはずです。

やはり生徒を育てたいという想いこそが、塾をやっている理由なんだろうなぁと思うのでした。

悠々館を巣立った生徒が社会で活躍して、そして再び塾で集まって、みんなで旨い酒が飲めることが、今の僕や塾長の一番の夢です。
(ある意味、叶っているんですけどね。)


ということで、今週の詩・句を更新しました

2010年6月11日金曜日

きっと講師の熱意は生徒に伝わると思うんだ

教えている中学生が今日、明日とテスト期間です。

僕は普段数学と英語を教えているのですが、今はテスト期間なので、今日は明日のテスト科目である、数学と理科を教えました。

数学は連立方程式。
理科は天気と湿度。

普段は理科を教えていないので、最初は探り探りでしたが、途中から熱が入ってきて、湿度について分かるまで何度も何度も何度も何度も教えました。

計算式自体は簡単なのですが、
・空気中に水が水蒸気となって溶けている
・温度が上がるほど、空気中に溶けられる水蒸気量が上がる
・ある気温で溶けられる水蒸気量を飽和水蒸気量という

といったことを本当に理解できるまで、何度も何度も教えたのです。

気がつけば授業の時間は終わり、1時間以上延長していたのですが、しつこくしつこく教えました。

生徒にも熱意が伝わったからか、もしくはテスト前だからか分かりませんが、「何とか理解したい」という気持ちが伝わってきて、僕もさらに熱が入ってしまいました。

生徒はきっと分かりたいはずなんです。
とはいえ、生徒によって理解する速度に違いがあり、授業の時間数も限られているので、どうしても分かる前に次の単元に進んでしまうのです。

でもやっぱりなんとか教えたい。
問題を解くためのテクニックだけではなく、そもそもの話を理解してもらいたい。

そう考えてちょっと熱くなってしまいましたね。

教える立場になると分かるのですが、"勉強ができるかどうか"よりも、"本気で分かりたいと思っているか"の方が大事です。
「先生、俺はこの問題が解けるようになりたいんだ!でも分からないから教えてくれ!」と言われたら、なんとしても分かるまで教えたいと思うものなんです。

それは生徒の熱意と講師の熱意の両方が必要なので、毎回そういう空気になるわけではないのですが、今日は少しそういう空気が流れたような気がします。


明日のテストで今日教えたことがどの程度できるか分かりませんが、来週の僕の授業の時に、一人でも多くの生徒が良い顔をしているといいなぁ。


みんな頑張れ!!

2010年5月29日土曜日

講師紹介のページを更新しました

講師紹介のページに、長尾先生の自己紹介を追加しました。

ついでに、一番上の「今週の詩・句」も変更しました。


努力がすべて報われるとは言わないが、成功したものは皆すべからく努力している


森川ジョージさんのボクシング漫画、「はじめの一歩」に登場する鴨川会長の名言です。

2010年5月19日水曜日

中2の英語の授業で中1の復習を始めました

今年度から週に1日、木曜日に中学2年生を教えています。
教科は数学と英語。

数学はそこそこやる気があるのに、英語の授業になるととたんにやる気がなくなる生徒がいます。
どうやら、中1の時の英語でつまずいて以来、英語が苦手という意識が生まれてしまったようです。

英語の授業になると、あまりにもやる気がなくなるので、このまま中2英語を教えていっても成果が上がらないと思い、授業の3分の1くらいの時間を使って中1英語の復習を始めました。
他の生徒も中1英語が完璧ではないので、良い復習になると思います。

始めてからもう4回ほどになりますが、だんだんとどこでつまずいたか分かってきました。

例
① ( ) you enjoy yesterday ?
② ( ) you happy yesterday ?

これらの括弧に単語を埋めてください。




中2に英語を教えていて、この違いが分からない生徒が多いことに気づきました。



正解は、①はDid、②はWereですね。

理由は、①のenjoyは一般動詞だから、②のhappyは形容詞だから、というものですが、この違いが分かっていない生徒が多い。

さて、この違いをどうやって教えていったら良いかということを考えています。


数学のように、同種の問題をたくさん解かせれば良いのでしょうか。


うーむ。。。

2010年5月5日水曜日

なぜ勉強するのか

塾で生徒に勉強を教えていると、時々、「なぜ勉強しなければならないのか?」という質問をされることがあります。
「微分積分ができるようになっても、仕事で使わないでしょ?」と。

だいたいこういった質問をする生徒は、勉強をしない口実を欲している場合が多いので、「そんなことを悩まずに勉強しなさい」と言うこともアリですね。
僕はこういう質問をされた時には、「確かに微分積分はあまり役に立たないかもしれないけど、最初は解けなかった問題が解けるようになった経験や、自分で目標を設定してきつい勉強に耐えた経験は役に立つと思うよ。」と応えています。

微分積分が出来るようになっても、実社会ではほとんど役に立たないと思います。
(もちろん、一部の職種では役に立ちますが、役に立たない方が多いでしょう。)

ですが、微分積分を勉強することは意味があると思うのです。
(微分積分に限らず、源氏物語でも何でもいいです。)

自分の頭で考えることは社会に出て最も大切なことの一つです。

「勉強が出来なかった」という経験は社会に出てからマイナスになる場合があるので、「頑張ったらできるようになった」という経験をさせてあげたい。
微分積分という、どんな役に立つのかわけ分からない学問を使って、自分の頭で考える生徒、やればできると自信の持てる生徒を育てたいのです。

ちょっと無理かなと感じるくらい高い目標を設定して、そのために努力するという経験は、その人を成長させると思うのです。

というわけで、このホームページのトップに、
「摩擦なく宝石の原石を磨くことが不可能なように、試練なく人間が完成することはない」
という中国のことわざを記載したのでした。

おしまい。

2010年4月15日木曜日

seeとmeetの違い

今日中学2年生に英語を教えている際に、↓のような問題がありました。

次の日本語を英語に直したとき、括弧を埋めなさい。

日本語:昨日友達に会いましたか?
 ↓
 英語:() you () your friends yesterday?

さて、この問題の解答、何だと思いますか?



ちなみに、僕はテキストの解答を見る前に、「うーん」と考えて、Did you see your friends yesterday?だと思うと生徒に伝えました。
でも頭の中には、「seeではなく、meetかも?」という考えもよぎったのです。

そのテキストの解答はmeetで、Did you meet your friends yesterday?でした。
そのテキストに対応する教科書のLessonでmeetを使った文章が出ていたからだと思います。

しかし僕は直感的に、この問題はどちらが正解か判断できないと思いました。

meetもseeも日本語にすると、"会う"となりますが、僕の感覚的には、meetは初めて会う時などの"出会う"というニュアンスがあり、"see"は慣れ親しんだ友達に"会う"というニュアンスだと思っていたのです。

で、授業が終わり、家に帰ってきて、やはり気になったので、最近ニュージーランド出身の方と結婚した友達に電話してみました。
seeとmeetってどう使い分けるの?と。

で、いろいろと例文を出しながら、この場合はmeetだなぁとか、この場合はseeだなぁというのを、ネイティブの感覚で埋めてもらったのです。

■例文
We met at Shibuya station at 13:00. 僕らは13時に渋谷で会った
I'm going to see my friends. 友達に会いに向かっている
Nice to meet you. 会えて嬉しい。(初めての場合)
Nice to see you. 会えて嬉しい。(二回目以降の場合)
I went to see a doctor. 医者に診察してもらいに行ってきた。
I saw him in Shibuya yesterday. 昨日渋谷で(ばったり)彼に会った。

で、どうやって使い分けているのかを考えてもらうと、meetの場合は"会う二人"にフォーカスが当たっていると、seeの場合は"会う片方"にフォーカスが当たっているという話で落ち着きました。

つまり、"13時に渋谷で待ち合わせして会う"場合、"二人が渋谷に行く、そして会う"ということになり、会うために二人が行動しています。
仕事でお客さんに初めて会う場合も、オフィスの一室などに"お互いが集まる"という意識が強いわけです。
二回目はどちらかがどちらかのオフィスに伺うというニュアンスが強くなるのかもしれません。

ところが、病院に診察を受けに行く場合はお医者さんは病院にいて、"患者さんが"会いに行くわけです。
友達と昨日ばったり会った時も、その文章のフォーカスは"片方"に当たっています。

ここまで話して、主語へのフォーカスの違いなんだなと気づきました。
これは、そのネイティブも気づいていなかったことで考えてみるとそういうことかなという感じでした。

英語を教えていると本当にしょっちゅう、「その問題だけでは答えようがない」問題に出くわします。
その文章の背景が分からないとどの単語が適切か分からないのです。
aを使うかtheを使うかは特にそうですね。

答えようがない問題を教えても本質的には意味ないしなぁと思い、細かいですけど、こういったニュアンスの違いも教えていこうと思います。

2010年4月12日月曜日

悠々館書庫(仮)について

jyuku..choが読書についての記事を書いてくれたので、僕も便乗。

先々週に塾長と、塾生に読書を勧めていこうという話をしました。
で、各講師でお勧めの本を数冊持ってこようと。

思えば学生の頃、ほとんど読書をしませんでした。
なぜ僕が読書をしなかったかというと、理由はいくつかあると思うのですが、やはり小学生の頃の読書感想文という教育が良くなかったと思う。
感想なのに字数を指定されるのも意味がわからない(A4で2枚と言われると、1枚半以上2枚以下は書いた方が良いという圧力があった。)し、課題図書もつまらない本ばかり。

面白い本を読むこと、自由に感想を言い合えること、相手の感想もきちんと聴くこと。
うまくやれば読書はきっと面白い経験として、これからの成長に活かしていけるはずです。

そのためには、まずは講師が、生徒が本当に面白いと思える本を勧める必要があるんじゃないかなぁ。
そして、感想文を書かせるのではなくて、感想を話し合う場を作る。

「僕はこう思ったんだけど、君はどう?」
「つまらなかったっていうのは、どういうところがつまらないと感じたの?」
「そういう捉え方もできるし、こういう捉え方もできないかな?」

という感じでしょうか。

読む本は漫画だっていいと思う。最近「漫画で読破シリーズ」が流行っているし。
なんで読書感想文の課題図書って「つまらない小説」ばかりだったんだろう。
(あくまで書選に問題があるのでは?という話で、内容を批判するつもりはないです。)

「活字を読ませる手段」として、読書感想文を使うのは、読まされる側としてはあまり良くない。
結果僕は社会人になるまで、読書から遠ざかってしまったわけで。
スラムダンクの感想をみんなで話しあってみるのも面白いし、相対性理論という小難しい話を漫画で読むと面白いですよ~。

で、僕はさっそく10冊弱持って行きました。
その中の一冊が「日本人の英語」ですね。

他にも相対性理論を解説している漫画や、商売(ブランディング、マーケティングなど)に関する本なども本棚に入っているので、読みたい人は読んでください。

ちなみに、以前書いた記事はこちらです。
読書のすすめ