2010年6月11日金曜日

きっと講師の熱意は生徒に伝わると思うんだ

教えている中学生が今日、明日とテスト期間です。

僕は普段数学と英語を教えているのですが、今はテスト期間なので、今日は明日のテスト科目である、数学と理科を教えました。

数学は連立方程式。
理科は天気と湿度。

普段は理科を教えていないので、最初は探り探りでしたが、途中から熱が入ってきて、湿度について分かるまで何度も何度も何度も何度も教えました。

計算式自体は簡単なのですが、
・空気中に水が水蒸気となって溶けている
・温度が上がるほど、空気中に溶けられる水蒸気量が上がる
・ある気温で溶けられる水蒸気量を飽和水蒸気量という

といったことを本当に理解できるまで、何度も何度も教えたのです。

気がつけば授業の時間は終わり、1時間以上延長していたのですが、しつこくしつこく教えました。

生徒にも熱意が伝わったからか、もしくはテスト前だからか分かりませんが、「何とか理解したい」という気持ちが伝わってきて、僕もさらに熱が入ってしまいました。

生徒はきっと分かりたいはずなんです。
とはいえ、生徒によって理解する速度に違いがあり、授業の時間数も限られているので、どうしても分かる前に次の単元に進んでしまうのです。

でもやっぱりなんとか教えたい。
問題を解くためのテクニックだけではなく、そもそもの話を理解してもらいたい。

そう考えてちょっと熱くなってしまいましたね。

教える立場になると分かるのですが、"勉強ができるかどうか"よりも、"本気で分かりたいと思っているか"の方が大事です。
「先生、俺はこの問題が解けるようになりたいんだ!でも分からないから教えてくれ!」と言われたら、なんとしても分かるまで教えたいと思うものなんです。

それは生徒の熱意と講師の熱意の両方が必要なので、毎回そういう空気になるわけではないのですが、今日は少しそういう空気が流れたような気がします。


明日のテストで今日教えたことがどの程度できるか分かりませんが、来週の僕の授業の時に、一人でも多くの生徒が良い顔をしているといいなぁ。


みんな頑張れ!!

1 件のコメント:

  1. 昨日はご苦労様でした。
    成果が出ると良いですね。
    jyukucho

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