2010年7月3日土曜日

公立高校と私立中高一貫校の差 ~物理編~

公立高校と私立高校の違いについて、僕からも一点書いておこうと思います。

僕は高校生に物理を教えているのですが、物理でも公立高校と私立中高一貫校では差が出ます。
大学受験のことを考えると、高校3年間しっかりと物理を教えたいのですが、物理の問題を解くためには、二次方程式と三角関数が解けないと話になりません。
私立中高一貫校では、中学3年の時に高校1年の数学をやっているので、高校1年の時から物理を教えることができます。
僕が受験生の頃を振り返ると、高校2年の時は学校の授業のみで物理を勉強したものの、摩擦あたりから全く分からなくなり、ほとんど授業内容が頭に入りませんでした。
結局3年の時にまたゼロから始めることになり、そのため、物理の成績がずっと伸びず、何とか自分でもそこそこ解けるようになってきたかなと実感できたのは、受験直前の1月頃でした。

その後、物理を教える立場になり、これは僕だけの問題ではなく、公立高校生のほとんどが抱える問題なんだと気づきました。

何とか悠々館の塾生には物理を早めに勉強させられるように、高校1年の数学をなるべく早い段階で教える、物理の授業の最初に物理に必要な数学を少し教える、など、何かしらの対応を取りたいと思っています。

物理は解き方とかけた時間が成果に出やすい科目だと思います。
良い解き方を覚え、早くから始めれば、割りときちんと成果が出ます。

何とか悠々館の塾生にとって、物理が弱点ではなく、武器になるようにさせてあげたいと思っています。

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