2011年3月30日水曜日

3月30日

本日は予定通りの授業を行ないます。



車でラジオを聴いていたら、震災で避難所にいた人の自殺のニュースがありました。記者兼コメンテーターが「自殺は悪だ」という言いかたでそれにコメントをつけていました。「どんなに苦しくても、自殺してはいけない。それは完全悪だ」と。

この件に関し、異論を持っていますが、ここで議論するつもりはありません。

今回の地震で孤児になった子供がたくさんいるはずです。それとは別に親の自殺によって孤児となったたくさんの子供がいます。地震で親を亡くした子供と違って、自殺で孤児となった子供は親の死をどのように受け入れるか、複雑な立場に立つことになります。親の生き方を否定して生きていくのか、親の死を受け入れて生きていくのか。彼らは終生その問題を自らに問いかけて生きていくことになります。ラジオのコメンテーターがそのことを理解するほど繊細な人間でなかったということです。合掌。

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