2011年3月11日金曜日

合格発表

メールのチェックをすると「今日何時に塾開きますか?」とSさんから。その日は国立大学前期日程の発表でした。「あっ、駄目だったか」と気分が沈みます。数学はそこそこ、化学はばっちりといっていたけど。「う~ん」と唸る以外にすることもありません。

夕方、授業をしていると、そのSさんの声。野地先生と話している。そーっと顔を出すと。
「あっ。先生。受かりました」
「えっ。メールだと・・・」
「ちょっと、おどかそうと思って」
「勘弁してくれよ。気分の沈んだ数時間を返してくれよ」と思いながら、心の中では「やれやれ」です。

センターが終わった日、出来が悪くて「家で号泣した」と言っていました。事実なのでしょう。いつも元気そうにしているけど、その様子が想像できました。翌日、塾で自己採点をしなおすと、今度は得点が数十点増えて、途端に元気になっていました。どんな、自己採点なんだよ! この数ヶ月、彼女にとって浮き沈みの大きな日々でした。

少し遊んで、一段落したら、しっかり勉強するんだよ。

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