2011年2月28日月曜日

後期発表

高校受験が終わりました。今年は安全な受験生ばかりというわけではなかったので、結果が出てこちらも脱力状態です。

そのうちの1人は内申が全く足りない状態での受験でした。内申のみでは2ランク以上下の学校を受けることになります。普通なら受験校をずーと下に下げるところでしたが、本人にやる気があること。そして、彼が行きたい高校の生徒を何十人も教えてきた経験から、『その高校に入れば最上位でやれる』と思えたこと。その2点で『チャレンジ受験』の決断をしました。この決断は本人の決断ですが、それは同様に私自身の決断でもありました。幾つかの模試の結果、過去問を解いた結果、学力の進捗、そうしたものを睨み合わせながら、『簡単ではないがいける筈だ』という判断で、後期選抜の願書を出したのです。

本番は計算通り、予定の範囲内の結果でした。もう少し取れても良かったのですが、贅沢はいえません。いろいろなデータから、まず90%合格だろうと判断しましたが、最後の最後に引っ掛かりが残っていました。『特記事項』です。この加算分15点がある限り一縷の不安が残ります。楽な勝負をしているわけではありませんから、この15点は脅威です。

合格の報を聞いても、喜びはさほど無く、安堵感でいっぱいでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿