2010年6月13日日曜日

学校でちゃんとやってる?その1

中間テストが終わりました。かなりの補習をしたので、結果が楽しみでもありますが、成果や如何に?

高得点をとる人とそうでない人の二つに大雑把に分けるとして、その一番の違いは能力の差とか勉強方法の差というものによるわけではありません。
勉強以前の問題、強いて言えば内面の差とでも言えるものです。

内面の差が表面に出るのは次のようなケースです。うんと、具体的に書くと。
①勉強中に頬杖をつく。
②椅子にきちんと座れない。
③鉛筆等をよく忘れる。
④『めんどくさい』と頻繁に言う。
⑤質問を聞き返す。(キチンと聞いていない)
⑥言い訳が多い。
⑦学校の授業で何をやったかを言えない。
⑧同じ間違えを繰り返す。
⑨宿題や勉強をごまかそうとする。
⑩勉強中に左手が使われない。
⑪等など

特に⑦です。学校での学習をしっかりしなければなりません。
定期テストに1から10まで出題されるとします。
学校で1から7まで身に着けていれば残り3をテスト前にやればよいのです。
学校で1から3までの人は残り7をやることになります。現実的には7から10はできないままです。
学校で0の人は、3までやるのが精一杯かもしれません。

今日、自分が学校でちゃんとやったか確認する一番簡単な方法は、各教科何をやったか簡単にノートに記入することです。数学:連立の代入法。英語:レッスン2、理科:湿度の計算、等を書いて蘇らせることです。何をやったかすぐ思いつかない場合は授業の半分も集中していなかったと考えてよいでしょう。
毎日、最も多くの時間を学校で過ごすわけです。仮に50分授業として、40分集中しているA君と20分集中しているBさんがいるとします。一日5時間授業として、二人の学習量の差は20×5=100分(2コマ分の差がついています)。これがひと月で約100×20=2000分(40コマの差です)。この40コマの差は塾の授業の一か月分よりもっと多い時間です。A君が塾に行かなくても良い成績をとるとして、当然のことなのです。こんな当たり前のことが中学生は案外わかっていません。

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