2010年11月10日水曜日

備えあれば憂いなし

11月も3分の1を過ぎました。身軽でいて服装を楽しめる季節も終わりが近づいてきてしまうことは少し寂しい半面、冬服が足りないので今年は何を買おうかと考えると楽しい時期です。


しかし受験生、とりわけ大学受験生にとってはいよいよセンター試験の足音が近づいており、心穏やかに過ごせる季節ではないのでしょう。僕は個人的に現在高校3年生の子の家庭教師を持っているのですが、その子と話をしている時に、“あと2カ月”ではなく“再来月”というフレーズが出てきた時には「リアルです…」と言ってうなだれてしまいました。


センター試験は毎年1月の半ば頃に実施されます。
国立大学を志望するならば避けては通れない試験で、通常5教科7科目をこなします。センター試験は翌日には新聞を通して回答が掲示されるため、受験生によっては(良かれ悪かれ)その3日間で決着がついてしまう事もあります。


個人的な見解ですが、旧帝国大学等の所謂A~Sランク大学を第一志望とする人を除けば、この残り2カ月からセンター試験の習熟をやり始めるべきだと思っています。
なぜならセンター試験の特徴として、教科が多いこと・試験内容がやや独特であることが挙げられます。よって受験生は総合的な学習と時間内に実力を出し切る要領が必要です。
なので過去問を用いたテスト形式で練習を重ね、解説を見ながら問いに対して研究することで知識を深めるといった学習法を繰り返し行い、自分の回答リズムを作り上げる事をします。


僕の場合の回答リズムはこうでした
1.大まかに形を組み上げる
2.出来なかった部分を考える
3.出来てる部分が本当に合っている事を確認する
4.もう一回見直す
少なくとも3番まで達していなければ、そのテストは失敗作です。もちろん国語等は時間的に厳しいのでこの限りではないのですが、基本はこの手順を踏めるように本番も心がけて解きました。


一発勝負の世界において何よりも強い事は安定感であると確信しています。
とりわけセンター試験は何をやるのか判っているのですから、準備=点数安定率の向上なのです。
ラストスパートを、身近にいる人の誰よりも頑張ってください。

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