2011年4月12日火曜日

4月に入り、あれほど寒かった気候は一気に春めいて来ました。
花粉症の方にとっては何も嬉しくない季節だと思います(そういう僕も軽度の花粉症持ちで、今も目がかゆいです)。しかし、僕はこの春の陽気が一番好きです。


並木道を歩いていた時、そこには桜の木が点在していました。
青々とした緑の葉を蓄え始めた木々の中に映える桜色は真に見事で、彼らを桃色・ピンク色等と表現しては失礼に当たる様な気がしたほどです。


その時、ふと桜について考えました。
彼らは1年の内のわずか1週間ほどしかその輝きを見せず、その他の期間は他の木々と同様に緑の葉を蓄えます。事実、5月に入れば誰も関心を持たないでしょう。
そんな刹那の代物であるにも関わらず、今も昔も桜の木は春のシンボルとして、各学校や大きな公園にはほとんど必ず植えられています。


このメリハリ、春に咲くタイミング、桜色のアイデンティティ。
まさにブランドだ。そう思いました。

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