2011年4月1日金曜日

十で神童、十五で才子(さいし)、二十歳過ぎればただの人

僕は15歳の時、現在も心の師(厳しすぎて神の様な感じですが)として君臨する牧師、John Todd氏に出会いました。
彼の著書「自分を鍛える」は非常に厳格で、たるんだ生活部分を、心理を、的確かつ見逃すことなく刺してきます。
今日はその世界を少しだけご紹介しましょう。


『あなたには優れた頭脳と健全な判断力、生き生きとした想像力や幅広く物を見たり考えたりする力があるかもしれない。しかし、確信をもって言うのだが、あなたはおそらく天才ではあるまい。したがって、ひたすら努力せずしては決して人より抜きんでる事は出来ないのだ。』


『人によっては、時間厳守の習慣を身につけると平凡な人間になってしまいはしないかと恐れている。偉大な精神の持ち主が抱く大望としてはあまりにちっぽけなものだし、並はずれた人徳を備えた人間が心を砕くようなことではないのではないか、と考えているらしい。』


『あなたは細切れの時間を使えない、まとまった暇な時間が出来るまで待っているに違いない。現在の環境が大きく変わるのを待っているに違いない。だが、それは大きな心得違いと言うものだ。』


『すぐカッと喧嘩腰になるような人間は放っておけばよい。そういう人間の喧嘩相手は直ぐに見つかる。彼以上に強い者が現れて、あなたよりも上手くやっつけてくれる。口論好きな人間は一生決闘をし続けなければならない。』


(以上『』内著書「自分を鍛える!」より引用)
その他色々ありますが、どれも我々が陥りやすい心の悪魔を浮き出し、払う方法を述べています。是非一度読んでみて下さい。


尚この本を読んだ少年は、その訓示をちょっとだけ取り入れる事が出来たものの、未だに師に叱られ続ける様な生活からは抜け出せないでいます。
少年老い易く、学成り難し。しかし賢者への道は常に在り。
いつでもやり直す事が出来る点が私生活の良い所です。今日から新年度、賢者の道は茨の道なれど、頭使って頑張って行きましょう。

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