2010年4月21日水曜日

九九が言えますか?

小6の生徒に九九を言わせてみました。そして、その時間をタイマーで計りました。
思ったより遅い結果でした。特に7の段以降は時々間違える子もいました。
勿論、全員九九はできるのですが、最も早く確実だった時期(おそらく小3~小4)より遅く、しかも不確実になっているようです。

色々原因を考えことはできますが、一番多いのは8×7をやるとき、7×8とする習慣が着いている(はちしち56ではなくしちは56とやる)のが一つ。もう一つは九九をいう機会がないということでしょう。

中学生、高校生で十分な数学力があるのに、確かな計算力がない生徒が目立ちます。分数の足し引きを間違える、符号を間違える(間違えた本人が符号の間違いを些細な間違いだと思っている節もある)。 更に良くみていると、九九を間違えている。繰り上がり、繰り下がりを間違えている。そんな例が目立ちます。

例えば、定積分の計算はその殆どが分数になります。定積分ができても最後の分数計算でミスしてしまう生徒が沢山います。分数計算を良くみてみると、その中身は九九と足し算、引き算です。そこでうっかりやってしまう。

中学生でも高校生でも時々九九のメンテナンスをやってみてはどうでしょう。週に1回5分で十分です。

2 件のコメント:

  1. いつもお世話になっております。
    早速今日九九のテストをしました。
    毎週九九のメンテナンスをしようと思います。
    fujiは符号間違いや計算間違いを些細な間違いだと思っています。
    今日も分数の計算中5-14=11としたのを指摘されて
    大した問題ではないというふうに不機嫌になっていました。

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  2. お久しぶりです。
    2人とも元気でやってますよ。

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