2010年4月19日月曜日

左手に定規 右手に鉛筆

少し前に数学は頭で解くのではなく、鉛筆と目で解くのだという事を書きました。
正確には手と目と頭を使って解くというべきかも知れません。

高校に入学したときの数学の先生はぼくにとってとても重要な先生です。
最初の授業で等号(=)、分数の線、そして+、-を定規を使って書くように言われました。
「そんな、面倒な」と思ったのですが、指示に逆らうわけにも行かず、左手に定規、右手に鉛筆を持ち数学を解くようにしました。
右手で数字を書き、左手で定規を素早く動かす。それを続けているうちに左手が自由に、無意識に動くようになってきました。定規を使っても使わない時と速さが変わらないようになってきました。そして、ノートは以前より数倍綺麗になっていました。

今でも、ちゃんとしたノートで数学を解くときは左手に定規を持って取り掛かります。ひょっとするとその事で右脳が刺激され、良い結果がでるのではないかと思っています。

それを塾生に強要するつもりはありませんが、誰かやってみませんか? みやすいノートができるだけでも成果だと思うのですが。

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