高橋容疑者が逮捕されました。彼の顔写真はあちこちで見ていました。
今から十数年前の一月、スキーをしているときでした。休憩に入った山小屋のTVで、事件の様子が実況されていました。それは地獄絵図というような、息を飲むものでした。「こんなことがありえるのか?」と思いつつ、画面に見入りました。
オーム真理教は既に有名でしたし、坂本弁護士一家誘拐事件や松本サリン事件との関連も取りざたされていました。
”サティアン”と呼ばれる教団施設の大きさと、中で行われているサリンなどの製造。その犯罪のスケールの大きさに、想像力がついていくことができないほどでした。
高橋容疑者の逮捕で一区切りというところでしょう。多くの有能な若者を魅了し、あのような暴挙に向かわせたのはいったい何なのか気になるところです。今の若者の心の隙間があの当時より小さくなったとは思えないからです。
余談ですが、二の宮町にある演奏会などの行われる公共施設の前を車で通るたびにオーム真理教のことを思い出します。というのはその施設の名が”ラディアン”だからです。
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