子供の頃はよく弁解を言っていたものです。
何か怒られると「だって、・・・・・だもん」としょっちゅう言っていました。
「理屈ばかり言っていないで・・・」と叱られると「はい・・・」と返事をして、心の中で「でも・・・・だから」と言い訳をしていたように思います。
立場が変わって生徒たちを叱ったり、意見を言ったりするようになりました。やはりいろいろな言い訳を聞くことになります。そして、言い訳を言っているようじゃだめだなと本当に思うようになりました。
「宿題を忘れたのは、・・・・のせいだ」
「成績が悪いのは・・・・だったからだ」
「遅刻したのは・・・・のためだから」
確かに、その通りなのでしょう。宿題を忘れたのにも、成績が悪いのにも、遅刻にもそれなりの弁解や言い訳がある。その言い訳・弁解には道理もあれば、事情もある。
しかし、その事情に自分自身が納得していると、何かを変えることはできない。言い訳を自分の外部に作っている限り、人は成長しない。そう思うようになりました。
一度、謙虚に全てを認めてみましょう。その段階でもう何かが変わっているはずです。
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