かつてバイクで日本中を旅していた頃、人気の無い河原や山中にテントを張り、横になって外を見ると、月明かりの下でバイクが生きている馬のように思えることが度々ありました。
その頃からのジンクスが2つあります。
①何かが壊れると、壊れるものが続く。
②バイクや車を買い換えようとすると決まって故障する。
1週間前プリンターが故障しました。いろいろ試しましたが、無理のようでした。そろそろだめかと考えるのと同時に、何か他のものが壊れなければいいけどと思いました。
翌日、車が何年ぶりかにパンクしました。その数日後、塾を終えて帰る途中、車が突然止まってしまいました。終焉はあっけなく訪れます。
20万キロ、子供の成長とほぼ同時期を供にした相棒の幕切れでした。レッカーで運ばれ、廃車になり、近く鉄屑になります。不思議な感覚の別れでした。
もし、人工知能を持った人型ロボットが一般的になったら、壊れたときには・・・言いようの無い悲しみに襲われるのかもしれません。
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