2011年7月5日火曜日

現中2から、新入試制度に

現中2から新しい高校入試制度になりそうです。

最大の変更点は前期・後期の一本化です。全員が学力検査を受けることになります。内申点のみによって決まる前期選抜に批判的な人にはこれを歓迎するむきもあるのですが、その分、独自入試が無くなります。各校が独自に決めていた20%枠も無くなる可能性大です。その結果、純粋に内申のみの合格者が無くなるのと引き換えに、純粋に学力のみの合格者も無くなります。結局、全ての受験生があの怪しい内申点と恣意性を否めない面接を合否の判定材料とすることなります。

現在の内申点は学力を反映していません。判断基準が不明、または基準自体がおかしい。試験でもっとも重要なのは公平性です。それをどう担保するのかという視点が決定的に欠けています。面接や誰が書いたのか分からないような自己アピール書(本人が書いていないものが沢山ある)。更に、特記事項は不正の温床とも言え、『俺がお前を~高校に入れてやる』といった類いの部活顧問の話は枚挙にいとまがありません。

詳細の発表を注目したいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿