2012年5月13日日曜日

皆既日食と金環日食

5月21日午前7時半頃。晴れればこの辺りで金環日食が見られるはずです。日食は月の影が地球に移った部分でだけ見ることができます。観測者はちょうど月の影の中にいることになります。

金環日食と皆既日食の違いは

・皆既日食:月が地球に近い所にあるため、見かけの月の大きさが見かけの太陽の大きさより大きくなると起ります。太陽が月の裏に完全に隠れてしまい、太陽の光が月の周りに円形に広がって見えます。太陽そのものではなく太陽の光の輪です。

・金環日食:月が地球から遠い所にあるため、見かけの月の大きさが見かけの太陽の大きさより小さいと起ります。太陽の中に月がすっぽりと入り、太陽そのものが輪のように見えます。

”今年の高校入試、理科の天体の問題は日食で決まりだな。”そんなことを必ず考えてしまうのはこの職業の性です。

日食観察用のめがねを購入し準備は万全です。確か子供の頃、ガラスをロウソクの煤で黒くして、それで太陽を見るとよいというような記述が教科書にあったように思います。そんな時代でした。私たちは黒い下敷きで見ていました。

晴れるといいなあ!

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