2011年6月14日火曜日

練習態度

サッカーの宇佐美選手がU22代表からもれたというニュースがありました。

『日本サッカー協会関係者によれば、3月のウズベキスタン戦などで招集実績があるものの、練習態度や試合で途中交代を命じられた際の態度などを首脳陣が問題視したため、今回はメンバー外となったという。それでも宇佐美は「仕方ないです。ロンドン五輪も大事だし、しっかり勝ってもらえれば(再招集の)チャンスはある」と淡々と受け止めた。
』(スポニチ)

ことの詳細や事実関係を知らないのでなんともいえないのですが、上の記事だけで判断するとしょうがないことかなと思います。彼に圧倒的パワーがあればそれでも選出されるのでしょうし、そうでなければ、この社会の常識を学ぶ良い機会かもしれません。 

残念なことにこんな簡単なことが分かっていない若者が沢山いることです。『練習態度が悪くて、試合に使うわけないだろ』という当たり前のことが分かっていないのです。

もっとも競技によっては事情が違ってきます。陸上の世界選手権日本代表を選ぶ大会の様子をTVでやっていました。女子100メートルはとても見ごたえのあるものでした。そして、100mを中心にした短距離の選手たちは昔から他のどのスポーツよりも個性派ぞろいです。彼らは自分の力だけを信じてスタートラインに着きます。集団スポーツの選手や同じ陸上でも長距離の選手とはかなり異なった個性です。そこは自分の力以外のものが入り込む余地がとても少ない世界です。練習態度云々と言われることは他の競技よりずっと少ないはずです。その分結果が厳しすぎるほど明確に出る自己責任の世界でもあります。

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