2011年5月27日金曜日

恐怖の五人組

中3数学で5人一組になり、展開と因数分解のプリント2枚を、全員が正解になるまで繰り返す授業をしました。名付けて『恐怖の五人組』。ほんのちょっとした間違えでもやり直しますから、なかなか終わりません。6回目(つまり12枚のプリント)でやっと終了でした。きちんとした計算ができるように考えたのですが、効果や如何に?。

他にも、『涙のトライアスロン』・・・英語・数学・国語3教科のプリントが全部正解になるまで繰り返す。『いけない千本ノック』・・・間違えた計算、単語、文章を1000回(実際は10回)やりなおす。『帰れまテン』これはよくやっています。9時半の授業終了が10時になる。

などなど。めじろおしです。

ケアレスミスを減らすには本人の自覚が最も重要です。にも拘らず案外簡単に考えるいる人が多いようです。簡単なことでもきちんとやる。昔の日本人にはそれがありました。それが、この国の技術を支えてきたのです。長野の冬季オリンピックのとき、国旗や、国歌の間違えがありました。『あれっ?日本も変わったな』と思いました。その前の札幌オリンピックは全てが完璧に処理できていたからです。考えようによっては日本も国際基準になったということですが、我が国の製品の信頼性に陰りが見えてきたのもそのころからです。

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