2010年1月12日火曜日

受験勉強中に最も支えになった人は?

今朝ニュースをつけていたところ、受験に関する話題をやっていたので、思わず観ました。

内容は、「受験勉強中に最も支えになった人は?」という質問に対する回答で、1位は「母親」、2位は「自分自身」というものです。
まだ受験が終わっていない人にアンケートするのもどうかと思いつつ、2位の「自分自身」という回答はなかなか良い回答だなぁと思いました。

結局、勉強というのは、自分との闘いです。
親のためでもない、友達のためでもない、自分のために勉強するんです。
自分に甘くしようと思えばいくらでも甘くできるし、厳しくしようと思えばいくらでも厳しくできます。
そういう意味では、「やらされている感」があるうちはだめで、自分の中でモチベーションというか、やる意味を見いだせるまでは辛い作業ですよね。

最初から勉強する意味を悟っていたり、勉強が好きになれる人は稀で、やりたくない勉強を歯を食いしばってやっていくうちに、どこかで悟る瞬間が来るんじゃないかなぁと思います。
ちょっとサボリたくなったときや、手を抜きたくなったときに、その誘惑に負けずに続けられるか。

受験生は、そういった自分の中の「ちょっとだけテレビ観て休憩しよ~」という声と、「いや、ここで踏ん張って勉強しなきゃだめだ」という声の狭間で葛藤しているはずです。
そういった葛藤に負けて勝って、負けて勝って勝って、だんだん勝つ回数増えていく中で、自分自身を信じられるようになっていって、受験勉強中に最も支えになった人を「自分自身」と答えられるに至るのだと思います。
だから、この答えを言えた人はある意味、勉強する意味というか、勉強から得られるものの半分くらいをすでに得ているんじゃないかなぁと思います。

1 件のコメント:

  1. 生活習慣や意欲といった勉強以前の部分の力が勉強にはとても大きいとつくづく感じるようになりました。私たちの仕事の大くはそこをどうするかということです。4の生徒を5にするには教科を教えれば済むことですが、それ以外の場合は勉強以前の部分をどうするかから考えることになります。

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