小学生の授業で突然、習字をしようと思いました。
先日この欄で書いた『とめ・はね』が毛筆を使うことによるもので、漢字そのものの成り立ちと直接関係無いという新聞記事の影響です。
筆ペンを生徒数分買い込んでやってみました。
書くのは
『少年易老 学難成 一寸光陰 不可軽』(朱熹)
です
字が上手いか下手かは問題外。『大空』とか『元気』とか書くのも問題外。
漢文の授業の初歩程度のもの?を書きたいと上記の文を選びました。
失敗したコピー用紙を沢山用意し、漢文の読みと、意味を説明し『それ書け!』という訳です。
日本最初のノーベル物理学賞受賞者・故湯川秀樹京大教授は子供の頃、毎晩漢文の手ほどきを受けていました。父親か祖父かが漢文学者で、寝る前に漢文の素読(レ点等の着いていないものを読む)をすることが習慣だったと何かで読んだ記憶があります。
子供たちは熱心に何枚も何枚も練習していました。
また、やってみようと思います。
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