2014年2月19日水曜日

公立高校入試・・・理科の難化について

易しすぎて差がつかないと言われた神奈川県の入試ですが、昨年度からの新制度で急
に難化してきました。今回は理科が極端に難しくなり、平均点が30点前後下がるのではないかと予想されています。

上位校での選抜にこの難化は有効です。易しい問題ばかりで差がつかないテストでは事実上内申点による選抜と同じことになってしまいます。一方、中位校に関しては平均点が大きく下がり、昨年から100点満点に変更したものの、現実には50点満点の様相を呈しています。その結果、内申有利の受験となります。穿った見方をすれば、内申有利にするために問題を極端に難化させているとも考えられます。下位校ではもともと解ける問題が限定的なのであまり難化の影響は受けません。

新制度になって2回目。しばらく迷走は続くのでしょう。

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