2014年2月15日土曜日

思想が無い

県立高校の学力検査が終わりました。新制度になって2年目です。昨年はあっけないほど易しかった理科が極端に難化。やはり易しかった数学も難化。昨年難化した社会、英語はほぼ同程度。合格最低点は相当に下がるのではないかと予測されます。

問題が難化したことそのものは重要ではありません。気になるのはその意図が判然としないことです。試験問題はその目的に即して作成されます。どのような生徒を合格させたいのか。どのようなレベルを高校で要求しているのか。それが分かりません。ただ単に、昨年の問題が易しすぎたから、今年は難しくしてみた、来年は易しくするかといった匙加減の問題でないことを願います。

さらに、一昨年発表された新制度の出題例と実際の問題があまりに異なっています。何のための出題例か、聞いてみたくなります。

27日の発表まで、受験生とその家族の不安な日々が続きます。

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