中3の三者面談で、希望校より2ランクも下の高校を薦められるというケースは珍しくありません。
鳩山(弟)元法相が”公立の中学が民間の模擬試験を使って受験指導するのはけしからん”というようなことを言って以来、学校で市販の模擬テストが行われなくなりました。
その結果、学校の進路指導は内申点に頼らざるを得ず、更に、安全な受験ということを考慮すると、上記のような話は納得できるものです。私が進路指導するとしても同じことになるのでしょう。
問題は内申点と学力とが一致していない受験生です。そして、そんな受験生は沢山います。学力が十分なら、学校で薦められた高校より2ランク上を狙うことも当然考えられます。そして、その判断の基準は模擬テストになります。
模擬テストは1月中旬で最終になります。結果が出るのが1月末。2月始めには願書を出さなければならないので、1月後半や2月始めには模擬テストは行われません。
さて、そうなると、2月15日の受検まで1と月を余した1月中旬の最終模試には学力にめどが立っていなければなりません。今日から約2ヶ月と3週間程度です。受検当日までは約3ヶ月と3週間程度ですが、実際にはその1ヶ月前に結果を出さないと希望校に願書を出せないことになります。
受検まで”・・・日”という言葉に誤魔化されてはいけないようです。
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