指導要領の改訂で高校数学の内容が変化します。ゆとりからの揺り戻しで、全体的に内容が増える(以前に近づく)のですが、相変わらず整合性の無い改変です。
数Ⅲの行列が無くなり、そのかわりに複素数平面が復活します。恐らく、次回の改定では行列が復活し、複素数平面が抹消されるのでしょう。この繰り返しです。
数Ⅱの積分で3次以上の関数が扱われるようになる。2次関数を微分してどうするんだ。3次関数以上の積分が無いなんて何のための積分なの。といった、正当な意見に耳を貸したわけでもないのでしょうが、やっとまともになります。
その分、数Ⅰで3次式以上の展開、因数分解が消える。なんてこった!
三角関数を180度までで数Ⅰと数Ⅱに分断するなど、あまりに本質的(数学的)でないことによって、数学教育はずたずたです。
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