地図を見るのが大好きです。世界地図、日本地図、山岳地図。見始めると時間を忘れます。山岳地図など何時間も見入ってしまうことがあります。
友人にこのことを話すと、「その通り」と同意して、「以前、地図を見ていたとき、傍を通りかかった女房に『どれだけそれを見てれば気が済むの?』と言われたんだ。この楽しさが分からないんだよねえ」と嘆いていました。
また、別の友人がカーナビが出始めた頃、「あんなの着けて何が嬉しいんだろう?地図を見る喜びがなくなっちゃうじゃん。絶対売れないよ」と言っていました。僕もそれに深く納得したものです。
今日中3と一緒に地理をしました。地理のような教科は表面上の知識の量より、その背後にどれだけ大きな背景を持っているかが高得点の決め手だと改めて思い知らされました。教科書で学ぶこと、学校で学ぶことなど高が知れれいます。その何倍もの、或いは何十倍もの背景があって、それが受験レベルの問題になってくるとものを言ってきます。これはテストに出る、これはテストに出ないといったけちな勉強をしているとそれに気づきません。テレビや新聞や地図や旅行や、その他、様々な情報から入ってきた膨大で広範な知識。それがないとあるレベルから上にはならないようです。
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