地理でアメリカ合衆国を学ぶと 「”アメリカは人種のサラダボール”と言われている」という記述に出会います。
私の学生時代にはそれは”人種のるつぼ”と呼んでいました。るつぼとは高熱で溶かした金属を混ぜて合金を作るための壺のことです。
るつぼという古風な表現に違和感があったので調べてみると、ザンクウィルの戯曲”The Melting Pot”から来ているとのこと。
様々な人種が溶け込んで一つのアメリカを作っているからというのがその理由です。
それが”サラダボール”になるのは”るつぼ”に馴染みが無いため分かりやすい”サラダボール”にしたのだろうと勝手に思っていました。
ところがそうではなく、”るつぼ”の中では異文化が溶け合うが、”サラダボール”の中ではそれぞれが別々で溶け合わないからだそうです。
うーん、そうだったのか。
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