2011年11月16日水曜日

低温火傷と焼き芋

低温で長時間火傷をすると皮膚の表面だけでなく、深い部分まで火傷します。

高校時代、豆炭あんかで低温やけどをしたことがあります。あんかそのものは少し暖かいだけでしたから、それで火傷するとは夢にも思いませんでした。その、あまり強くない熱源が長時間(一晩)脚の一部にあたり、火傷したのです。強い熱で火傷した場合は短時間のため、皮膚の表面のみ水脹れになったりするとしてもその下の肉の部分は大丈夫なことが多いのです。一方、低温火傷は低温ゆえに、それに気づきません。その分長時間かけて熱が伝わり、ひどい火傷になります。

昨日、塾で焼き芋を作りました。ポイントは低温で長時間焼くことです。つまり、さつま芋を低温火傷させるわけです。できる限り低温で、長時間かければ、奥の奥まで熱が伝わり、驚くほどやわらかい(スイートポテトのような)焼き芋になるはずです。

残念ながら、時間が足りず、満足いく柔らかさにはなりませんでした。休憩時間に小学生と、自習していた高校生にもおすそ分けし、今回の実験は終了です。

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