公立高校入学者選抜の方法が数年後に変わることになります。
県の教育委員会のHPでその議論の様子を知ることができます。
まだ具体的な改革案が出ているわけではありませんが、もっとも気になる点は
①前期、後期という二つの選抜を残すのか、それとも一本化するのか。
②内申点の扱いをどのようにするのか。
の2点でしょう。現在のところ、未だ白紙のようです。
個人的には受験から発表までの時間をもう少し早くして欲しいと思います。私立中学受験の素早い合否の発表に比べ、あまりにも遅すぎます。受験生の不安な期間を長くすべきではありません。
そして、受験日程をもう少し後にして、受験から入学までの期間を短くして欲しいとも思います。前期で合格すると入学まで2ヶ月も休みの状態になってしまいます。その間に学力が向上するとは思えません。
もう一点。県全体での模擬試験の必要性を訴える声もありました。以前はどの県でも普通にやっていたのですが、鳩山邦夫氏が文部大臣のとき、『業者テストを公立の学校でやって、偏差値による教育をするのは如何な・・・・』ということで一斉に廃止になった記憶があります。その結果、偏差値が無くなったかというとそうではなく、大手塾と民間業者の模試による偏差値が進路の基本になり、進路指導が中学校から塾へと事実上移行したのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿