2014年6月26日木曜日

OECDによると

25日、経済協力開発機構OECDが発表した世界の中学教員の勤務実態によると、日本の教員は世界で最も勤務時間が長い一方、指導への自身が参加国中最も低いということでした。

勤務時間は長いのですが、授業時間そのものは調査国の平均を下回っています。つまり授業以外の仕事が圧倒的に多いのです。

その内訳の半分以上は部活によるものでした。部活という制度は日本独特で他国ではあまりやっていないようです。ドイツのように放課後の活動は学校以外のシステムでやっているところが多いのかもしれません。

授業も、放課後の部活も同じ仲間に同じ先生。その風通しの悪さが、いじめその他の弊害に出ているように感じます。

これが地域の学校とは別のシステムになれば、同年齢のもの以外に様々な人との交流が生まれ、社会的世界が広がる。多様な形での社会参加が可能になり、学校以外にも様々な価値と人々がいて、様々な形で生きていけることを理解できるのではないかと思います。


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