2014年6月3日火曜日

休みの閾値

休みが多い生徒はやがて学力が下がる。極めて当たり前のように思えます。

問題は休まなければいけない状態がどのレベルのものかということです。インフルエンザで休む。当然です。37度の発熱は微妙です。明日遠足だから休むとか宿題ができていないから休むになると、・・・?です。

どのレベルで休むかはその境目(閾値)が明確ではありません。個人によって大きく異なります。そして、その感覚は本人のみならずその人の家族と共有されていることが多いようです。つまり、休みの閾値が低い家庭の子供は本人も閾値が低いのです。問題の本質は個人だけに起因するのではなくその環境(主に家庭)に依存しているということです。

これは勉強のみならず他の全てのことに関係しますから案外重要です。何かをするときにちょっと上手くいかないとすぐ止めてしまうとか、少し辛いことになるとさっさと逃げ出してしまう。このことを子供のみの問題として議論してもあまり意味がありません。

勉強に関して言えば、どのような時でも、当たり前のように、食事をするように、勉強するそんな雰囲気が周辺にあるかということです。

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