数日前に高校生と読んだカナダ人の書いた英文は”日本に来て驚いたことは、子供がすべきことを親が全てしていることだ”という書き出しで始まっていました。
失敗の体験を積ませることは重要なことです。失敗によって、何かを学び、それを乗り越え次のステージに立つ。そうした、経験を何段階も踏んで人間は成長することになります。
日本では良い母親と呼ばれる人は子供に手をかけ過ぎる傾向があります。子供たちが失敗する可能性があることを先回りして取り除いてしまいます。子供が失敗して学ぶ貴重なチャンスを摘み取ってしまいます。修学旅行に行く中3の息子に”*月*日の下着”、”*月*日の下着”と記した袋に入れた下着を持たせたお母さんを知っています。良いお母さんですが、どこか変です。
そして、失敗の体験を持たない、未成熟な大人が出来上がります。時として、彼らはたった一つの小さな失敗すら乗り越えらないこともあります。
きちんと失敗をさせる。必要なことです。
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