まだ言葉の話せない赤ん坊にジェスチャーを教えます。
”バナナ”とか”トマト”とか”もっと”とか・・・
そして、赤ん坊はそれを覚え、実行します。自分の意志をジェスチェーで伝えるのです。”もっとほしい”とか”とまとがたべたいとか”。新鮮で嬉しい驚きでした。すごい。
これをベビーサインと言うのだと知りました。そういう講習会も行われているようです。
と同時に、きっとそのくらいのことを赤ん坊はするだろうとも思いました。人間の能力は年齢に無関係だと思っていたからです。折に触れ、子供の能力の高さに驚く機会があったからです。
もし、15歳の自分に今出会っていたら・・・。おそらく彼は今の私以上に数学ができるような気がします。かつて経験の無い、新しい問題を解かねばならないとしたら、おそらく私は15歳の自分に勝つことはできないでしょう。
今こうして、中高生を相手に数学を教えられるのは、彼らとは比べようもない沢山の知識と経験のお陰です。
赤ん坊は言語の体系を身に付けていません。しかし、経験はなくとも頭は十分に活動しているはずです。それならばなんなかの形でコミュニケートができる。このことになぜ気づかなかったのでしょうか?
うーん。すごいなあ。赤ん坊が急に大人びて見えてきました。彼らとベビーサインで話してみたい。
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