2016年8月12日金曜日

水面下こそ重要だ

なせ氷は浮くのか?水より比重が軽いからです。
なぜ氷は水より比重が軽いか? 水素結合によって、体積が同量の水より大きくなるからです。

おっとっと、この話をしたいのではありません。勉強を氷に例えてみたいのです。

次のような2つの小テストがあるとします。
①次の10個の単語を明日までに覚えてきなさい。明日10個テストします。
②次の100個の単語から10個を出題します。明日テストします。

氷山はその約9分の1が水面下に沈んでいます。テストで必要となる知識が10あるとするとそれを支える90の知識があると考えることにします。大切なことは水面下の知識を豊かにしていくことです。②のテストはそういうテストです。

ところが、そこそこできる人に①のような勉強に終始する人がいます。つまり、表面に見えるものしか学ばない。出題されるものしか学ばない。そういうやり方です。このやり方で頑張っている人にはあるレベルで限界が来ます。英語の文法書を5回以上繰り返したのに点数が上がらないという相談を受けることがあります。その本に限りできるようになっているのです。原因は繰り返すときに知識を広げる作業ができていないからです。水面下を豊かにしていないからです。その点、考えてみてください。

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