2015年6月18日木曜日

小学英語開始しました

小学生の英語授業を始めました。

今まで塾で小学生の英語をすることには懐疑的でした。遊びのような英語をやっていても・・・というのが理由です。

ところが、事情が大きく変わってきました。現中1の大学受験時からセンター試験が廃止され基礎学力テスト(仮称)が導入されます。これは得点をがどれだけとれたかを問題にするテストではなく、漢検や英検のようなある水準をクリアしたかどうかを問題にするテストです。それを仮に大検として、大検1級合格者は1級合格を受験資格とする大学の2次試験を受ける。2級合格者はそれを受験資格とする大学を受ける。3級合格者は・・・。ということのようです。更に「日本にもドイツのようなマイスター制を導入し・・・」という政府関係者の言説を見ると、これは受験資格以上の意味(高校卒業レベルとして、就職等、入試以外にも使われ得る)をも持つのかもしれません。

一方、数年後に小学英語の教科化が始まります。英語が正式の科目になり、算数や国語と同じように評価されることになります。中学受験に英語が導入されるのも必至です。中学入学時には現中1程度のことは身に付けて入学することになります。

この二つは無関係ではありません。日本の教育の大きな転換点です。その一つの側面は、世界基準の中に日本の教育を位置づけなくてはならない時代になったということです。

世界トップ100大学の中で入試で英語の読む、書く、聞く、話すの4つ全ての試験をしていない大学はたった2校だそうです。その2校は日本の大学です。唯我独尊として日本語による高度の教育を誇示してきたわが国のシステムは大きな曲がり角にきたようです。

そんなこともあり、今いる小学生の10年、20年を考え、当塾でも小学英語のクラスを立ち上げました。

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