去年まで、点(1,2)を原点を中心に60度回転するという計算は行列(マトリックス)を使ってやっていました。
新課程になり、高校数学から行列が無くなりました。その代わり高校数学に復帰した複素数平面で回転移動を扱うことになりました。
昨日、新高2の生徒と三角関数をやっていると、加法定理で使って回転移動をする問題がありました。珍しい!あまり意識されませんが、加法定理は回転移動そのものとも言えます。
かつて、東大の入試問題で加法定理の証明が出題されて話題になったことがあります。そのとき、回転移動を意識した受験生は簡単にその問題が解けたはずです。
なぜその公式が導出されるのか、数学や物理にとってそれは重要なことです。同時に、そのことの意味を理解することこれも重要です。
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