2015年3月15日日曜日

思い違い

高3の生徒と話していたときのこと、
「今、ヘッセの”車輪の下”を読んでいます。知ってますか?」
「えっ、ヘッセの車輪の下?」有名すぎるほどに有名な作品です。「勿論、知ってるよ。俺は若い頃”彷徨える魂”と自分のことを言っていたんだ。ほら、”若きウェルテルの悩み”のさ・・・」
「それ、ゲーテじゃないですか?」
「あっ、そうか・・・。ゲーテか」
とほほ。

ある女性と話していたときのこと、
「エルミタージュ美術館へ行ってみたいです」
「そうですか、僕、若い頃、シベリア鉄道でヨーロッパに渡ったんでそのとき行ったことありますよ」
翌日。エルミタージュ美術館がペテルスブルグ(ロシア以前、ソビエト時代はレンニグラード)にあることを思い出しました。私は、レニングラードには行っていません。
「じゃあ、あれはどこだ?」
おそらく、モスクワのプーシキンまたはトレチャコフ美術館と入れ違ったようです。
なんてこった。

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