2011年12月18日日曜日

蛍の光、窓の雪

嘗て卒業式で歌う歌と言えば『蛍の光』でした。

 蛍の光 窓の雪、書読む月日、重ねつつ
 何時しか年も、すぎの戸を、開けてぞ今朝は、別れ行く

誰でも知っているものと思っていました。

先日、古文の授業でこの歌詞の出典を読みました。

概要は以下のようになります。
東晋の時代、車胤は家が貧しく油が買えなかったために蛍を集めてそのの光で勉強していた。同じ頃、孫康は、窓の外に積もった雪に反射する月の光で勉強していた。二人はその重ねた学問により、長じて朝廷の高官に出世した。

設問はこの故事が由来となっている言葉を4字で答えよ。と言うものでした。勿論『蛍雪の功』なのですが、正答がありませんでした。聞いてみると、誰も『蛍の光』を歌ったことが無いとのこと。本当?

0 件のコメント:

コメントを投稿