2009年11月5日木曜日

無理をしてみる

学力は指数関数のグラフのように向上していきます。飛行機の離陸をイメージしてみます。滑走路を走っているとき(基本の勉強をしているとき)が長い。そこを我慢すると、やがて機体がふわっと浮きます。この瞬間にどどどっとパワーを上げます。すると機体は急激に上昇し始めます。

勉強の困難な点は、滑走路を走っている時間(基本の勉強)が長く、上昇する前に失速してしまう。或いは、機体が浮き始めたときにパワーを全開にできず、やがて地上に降りてしまう。そんな所にあるように思います。

クラッチの付いた車(オートまではない車)やクラッチの付いたバイクに初心者が乗ると大抵エンスト(エンジンストップ)してしまいます。それは、アクセルを直線的に(一次関数的に)踏む(開く)からです。少し動いたところで、アクセルをやや強く踏む(アクセルをやや強く開ける)、その感覚が分からないからです。

ここだ!という所で少し頑張らなければなりません。勉強にもそんなポイントがあります。そのときは少し無理をする必要があります。無理を続けるのではなく(そんなことしてたら、エンジンが壊れてしまいます)要所要所で無理をするのです。

もっとも、人間は車のエンジンよりは余程丈夫に作られています。ちょっと勉強したくらいで壊れたりはしません。まじめにやっているのに、学力が向上しない人を見ていると、その部分にくいたりなさを感じてしまいます。一度無理をして見ましょう。すると、もっともっと可能性があることが見えてきます。

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