勉強は単純です。
①理解する。②習熟する。③復習する。
この3つです。テストで点が取れない場合、②の習熟する部分が圧倒的に足りていません。①の分かることを強調する人もいますが、それだけでは、点数にはなりません。できるようになるためには、②が重要で、入試のためには③が重要です。
テスト対策の補習をしていると、①の理解する部分で満足する生徒が一定数います。私立一貫校の下位の生徒。公立の中位の生徒に多く見られます。勿論、分からないことは理解しなければなりませんが、理解すること=できることではないのです。テスト前日に難解な問題を尋ねられて、それを教えますが、「君が今やることはもっと基本的な問題を習熟することだよ」ということもあります。特に、私立一貫校の場合、問題が難しく、生徒のレベルにあっていないことが多くあります。おそらく学校は上位の生徒を相手にしていて、下位の生徒はほおっているのでしょう。公立の場合は逆で下位の生徒を相手にし、上位の生徒をほおっているように思えます。
テスト直前に問題を理解して、それでできると思ってはいけません。習熟しないとできないのです。
理解することはできることのほんの入り口なのです。
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