2014年1月14日火曜日

本田圭佑(ACミラン)から学んだこと(Ⅰ)

ミランに移籍する前、モスクワの選手だったときのことです。成田空港に姿を見せた本田は両腕に腕時計をしていました。

「本田らしい奇抜なファッションだ」とか、「左右のバランスを整えるためだろう」とか、いろいろな意見がありました。ミランに移籍したときの会見で「なぜいつもサングラスをしているのだ」と聞かれ、「その質問は1000回もされた。これはただのファッションだ」と答えていますから、両腕の腕時計もただのファッションだと考えたとしても不思議ではありません。

しかし、それは違うのです。

さて、今、中3は入試対策の真っ只中です。一昨日の模擬テスト社会。1番には当然のように時差に関する出題がありました。

「日本時間(東経135度)1月12日午後6時に成田を離陸した飛行機が、ブラジル(西経45度)に現地時間の1月13日の午前9時に到着した。飛行機に乗っていた時間はどれだけか」

というものです。

時差は15度で1時間ですから(135+45)÷15=12時間です。ここで、”リトル本田”の登場です。リトル本田君は両腕に腕時計をして成田に来ました。左の時計は1月12日午後6時(日本時間)。右の時計はそれより12時間遅らせた1月12日午前6時(ブラジル時間)にあわせてあります。飛行機が離陸して、ブラジルの空港に着いたとき、右の時計は1月13日午前9時になっています。ということは一日と3時間。つまり27時間の空の旅でした。

これが、本田選手が両腕に腕時計をしていた理由なのです・・・

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