2012年1月24日火曜日

大関バルトが優勝インタビューで感極まって目頭を押さえる様子がニュースで流れていました。

男が泣くのはめめしいという考えは案外最近(といっても100年以内)のことのようです。かつての日本人はどちらかというと涙もろい民族だったそうです。

男が涙を見せないという文化・伝統は大英帝国が植民地を支配するのに、屈強な軍人や役人を必要とし、若い頃から寄宿舎でエリートとして肉体的にも感情的にも厳しく育てたことに由来するという文を読んだことがあります。それが、明治以降、軍人を中心に日本に移入されたのだとも言われています。

さて、卓球の「泣き虫 愛ちゃん」が全日本選手権で優勝しました。23歳の彼女はさわやかに微笑んで、一滴の涙も見せませんでした。ちょっと寂しいような気がするのは僕だけでしょうか。

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